大阪の国立国際美術館では、コレクション展「コレクション2 身体───身体」を、2024年2月6日(火)から5月6日(月・振)まで開催する。

近年の新収蔵品を含む所蔵品を紹介

コレクション展「コレクション2 身体───身体」は、「身体」に着目しつつ、国立国際美術館の所蔵作品を紹介する展覧会だ。

美術において「身体」は、作者やモデル、鑑賞者の身体から、ヌード、肖像画や自画像にいたるまで、表現そしてその行為と不可分なテーマであった。また、現代社会では、他者との関係や権力関係が作用する場としての身体、身体の境界、性、生と死といった問題とも関わるものである。

本展では、身体をテーマに、近年の新収蔵品を含む所蔵品を展示。20世紀から21世紀にかけて活躍した芸術家ルイーズ・ブルジョワの《カップル》を国内初公開するとともに、ブブ・ド・ラ・マドレーヌのインスタレーション、鷹野隆大の写真や加藤泉の絵画などを紹介する。

また、高松次郎の《影》を、通常よりも広々とした空間で、下絵や関連素描とともに展示するほか、ポール・セザンヌやパブロ・ピカソなどの作品も公開する。

展覧会概要

コレクション展「コレクション2 身体───身体」
会期：2024年2月6日(火)〜5月6日(月・振)
会場：国立国際美術館 地下2階展示室
住所：大阪府大阪市北区中之島4-2-55
開館時間：10:00〜17:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場はいずれも閉館30分前まで
休館日：月曜日(2月12日(月・振)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館)、2月13日(火)
観覧料：一般 430円(220円)、大学生 130円(70円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下、18歳未満、65歳以上、心身障がい者および付添者1名は無料(要証明)
※夜間割引：金・土曜日の17:00〜20:00は、一般 250円、大学生 70円
※無料観覧日：2月10日(土)、3月2日(土)、4月6日(土)、5月4日(土・祝)
※本展は同時開催の特別展「古代メキシコ ─マヤ、アステカ、テオティワカン」の観覧券で観覧可

【問い合わせ先】
国立国際美術館
TEL：06-6447-4680