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80年代“ニュー・ペインティング”のコレクション展が北九州市立美術館 本館で - 加納光於などを紹介

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福岡の北九州市立美術館 本館では、コレクション展I「特集 アートシーン —’80s」を、2024年5月18日(土)から8月25日(日)まで開催する。

1980年代の代表的作家を中心に紹介

辰野登恵子 《WORK_89—P—30》 1989年 北九州市立美術館蔵
辰野登恵子 《WORK 89—P—30》 1989年 北九州市立美術館蔵

1980年代の美術では、「ニュー・ペインティング」と呼ばれる新しい動向が世興った。これは、1960年代半ばから70年代初頭にかけてのミニマル・アートやコンセプチュアル・アートなどに見られた、抑制的な表現とは対照的に、生命の根源、神話、人物などを激しい筆致で描きだすものであった。

世界各地で隆盛したニュー・ペインティングの動きは、日本でも大きく紹介され、作家に影響を与えている。その一方、独自の表現方法もまた探られるなど、従来とは異なる美術表現が生みだされることになった。

コレクション展I「特集 アートシーン —’80s」は、北九州市立美術館のコレクションから、ニュー・ペインティングを代表する作家の作品を中心に紹介。加納光於の《逃げ水—その行方を遮ってII》や辰野登恵子の《WORK 89—P—30》、菊畑茂久馬の《月光 一》などを展示する。

展覧会概要

コレクション展I「特集 アートシーン —’80s」
会期:2024年5月18日(土)~8月25日(日)
会場:北九州市立美術館 本館 コレクション展示室
住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日に休館)
観覧料:一般 300円(240円)、高校・大学生 200円(160円)、小・中学生 100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳の提示者および同伴者1名は無料(身体障害者手帳については等級1~4級に限る)
※北九州市・下関市・福岡市・熊本市・鹿児島市在住の65歳以上は観覧料90円(証明書を要提示)

【問い合わせ先】
北九州市立美術館 本館
TEL:093-882-7777

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80年代“ニュー・ペインティング”のコレクション展が北九州市立美術館 本館で - 加納光於などを紹介|写真1

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