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日本画家・髙山辰雄の展覧会が角川武蔵野ミュージアムで -『源氏物語』装幀となった版画作品などを公開

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埼玉の角川武蔵野ミュージアムでは、展覧会「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.02 髙山辰雄—手のひらに花を—」を、2024年5月18日(土)から2024年7月7日(日)まで開催する。

髙山辰雄、書籍にまつわる作品などを紹介

髙山辰雄 《髙山辰雄リトグラフ集源氏物語》 1982年 個人蔵
髙山辰雄 《髙山辰雄リトグラフ集源氏物語》 1982年 個人蔵

戦後の日本画壇の最高峰として高く評価された画家、髙山辰雄(たかやま たつお)。展覧会「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.02 髙山辰雄—手のひらに花を—」では、角川武蔵野ミュージアムのコレクションを中心に、書籍にまつわる髙山の作品などを紹介する。

たとえば、『源氏物語』の装幀のもととなったリトグラフ。1960年代頃よりリトグラフ制作を始めた髙山は、小説家・円地文子の現代語訳による『源氏物語』の装幀のために、9点のリトグラフを手がけている。本展では、こうした版画作品や、文芸雑誌『新潮』の表紙絵原画などを公開する。

髙山辰雄 《牡丹(籠に)》 1988年 個人蔵
髙山辰雄 《牡丹(籠に)》 1988年 個人蔵

また、髙山の代表作《牡丹(籠に)》も。髙山が娘に送った初めてのプレゼントとして知られる同作は、緻密に描いた花弁から、実際に手で触れたかのような質感が伝わってくる作品となっている。

展覧会概要

展覧会「角川武蔵野ミュージアムコレクション展vol.02 髙山辰雄—手のひらに花を—」
会期:2024年5月18日(土)~2024年7月7日(日)
会場:角川武蔵野ミュージアム 4F エディット アンド アートギャラリー
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン
開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
観覧料:一般 1,400円、中学・高校生 1,200円、小学生 1,000円、未就学児 無料
※チケットは、オンラインおよび窓口にて販売

【問い合わせ先】
角川武蔵野ミュージアム
TEL:0570-017-396(受付時間 10:00〜18:00)

Photos(2枚)

日本画家・髙山辰雄の展覧会が角川武蔵野ミュージアムで -『源氏物語』装幀となった版画作品などを公開|写真1 日本画家・髙山辰雄の展覧会が角川武蔵野ミュージアムで -『源氏物語』装幀となった版画作品などを公開|写真2

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日本画家・髙山辰雄の展覧会が角川武蔵野ミュージアムで -『源氏物語』装幀となった版画作品などを公開|写真1 日本画家・髙山辰雄の展覧会が角川武蔵野ミュージアムで -『源氏物語』装幀となった版画作品などを公開|写真2

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