「オフロ」内には、お風呂やドライサウナ、水風呂を完備。椅子を備えたシャワーブースもあるので、サウナはもちろん、交代浴時に休憩するスペースとしても活用できそう。また、「オフロ」から上がった後は、休憩スペースの「ユアガリルーム(YUAGARI ROOM)」に行ってみて。フリーのソフトドリンクなどを備えているので、大阪の夜景を眺めながらお風呂上がりの1杯を楽しめる。
〈オフロ〉
営業時間:7:00~22:00(最終受付 21:00)
場所:30階
利用条件:スペシャリティ(38階)、ザ スイート(37階)、スイート(各階)宿泊者
鉄道のロマンを感じながら眠りにつき、目覚めたらいよいよホテルステイも大詰め。朝食は、「スペシャリティサロン」で豪華なビュッフェを堪能した。
ビュッフェ台には、スクランブルエッグやソーセージ、シリアルなどの朝ご飯にぴったりのメニューが並ぶほか、ホテルメイドならではの焼きたてパンもバリエーション豊かに揃う。おすすめは、電車の車輪をイメージした真ん丸なクロワッサン。とろりと垂れるチョコレートコーティングが特徴で、中にはピスタチオのクリームが詰まっている。
トースターで自由に焼き上げることができるトーストは、アレンジを効かせてみて。使用するのは、フランス・ブルターニュ産の滑らかな口当たりと香り高さが特徴のボルディエバターと、キャビアのマッシュポテト。焼きたてのトーストにこの2つを塗ることで、溶けたボルディエバターとマッシュポテトが混ざり合い、なめらかにとろけるキャビアの味わいを堪能できる。
また、メニュー表より選択できる和洋食の料理も豊富。いくらをたっぷりと乗せたどんぶりと味噌汁、漬物などがセットになった“和”のお膳、オムレツ、ローストビーフなどを取り揃える。
チェックアウトまで時間に余裕があるので、ホテル館内の“鉄道アート”巡りへ。客室のあるフロアの壁には、大阪や京都など関西エリアの有名観光スポットを映したアートを設置。まるで車窓を流れる景色のようなアートとなっている。また29階のレセプション付近にある、大阪環状線の路線の形をイメージした楕円形のアートも目を惹く。線路の下に敷く枕木の素材を組み合わせて制作したものだ。
1階へ降りて正面エントランスへ向かうと、機関車の前後を示すエンドプレート(車端番号板)を並べたアートが。本来、エンドプレートは“1”と“2”しか使用されないが、オリジナルで“8”“7”“4”を作成し、初代大阪駅が誕生した1874年をアートの中で表現した。
「大阪ステーションホテル」のチェックアウト時間は12:00。余裕をもってチェックアウトまでの時間を過ごせるのが嬉しいポイントだ。なお、29階ロビーからは、再びタイムマシン想定のエレベーターに乗り1階へと向かう。ゆっくりと下るエレベーターの中でタイムトラベルの終わりを感じつつ、“現代”の大阪の街に降り立つことになる。
チェックアウト後もロビーに荷物を預けることができるので、ホテル周辺を散策してみるのもおすすめ。周辺には飲食ゾーン「バルチカ 03(ゼロサン)」が入る駅ビル「イノゲート大阪」や、大阪梅田の新たな街「グラングリーン大阪」など続々と新しい施設がオープンしているので、ぜひ立ち寄ってみてほしい。
住所:大阪府大阪市北区梅田3-2-2
客室数:418室(客室フロア30階~38階)
客室面積:40㎡(標準客室)
付帯施設:ザ モーメント グリル&ダイニング、ザ ロビーラウンジ、メインバー、鉄板焼 瑞、宴会場、ジム、オフロ、スペシャリティサロン
アクセス:JR大阪駅西口改札直結、JR大阪駅(サウスゲートビルディング)2階の歩行者デッキ、西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」(地下1階)に直結
予約方法:電話もしくはホテル公式HPから受付
チェックイン:15:00~
チェックアウト:~12:00
予約・問い合わせ先TEL:06-6105-1874