今作では同じ事務所のグループで引き継がれてきた国民的テーマソング「勇気100%」をなにわ男子が歌われます。心境はいかがですか?
藤原:なにわ男子にとってひとつの夢でした。いつか自分たちも「勇気100%」のバトンを受け継ぎたいね、とメンバーたちで話していたので実現できて嬉しいです。自分の幼少期からすぐそばにあった曲をなにわ男子が歌えるのは、僕自身もそうですけど、家族も喜んでくれています。
大西:これまでライブの曲順を決める時に、みんなが知っている盛り上がれる曲を入れたくて、僕たちが「勇気100%」をカバーしていたらな〜と思う場面が何度もありました。誰もがリズムに乗れるような偉大な曲を歌わせてもらえるのは本当に大きいことですよね。
今回は劇場版風のアレンジが加わっているので、よりなにわ男子らしい「勇気100%」に仕上がっています。レコーディングでは改めて「勇気100%」のまっすぐな歌詞の素晴らしさを感じて、みんなの声が合わさった音源を聴いたときは、グッと来ました。
では、主題歌「ありがとう心から」の注目ポイントもお聞かせください。
大西:「ありがとう心から」は、作詞・松井五郎さん、作曲・馬飼野康二さんという「忍たま」でお馴染みのおふたりに書き下ろしていただきました。ありがとうという感謝の気持ちを伝えるストレートな歌詞に注目してほしいです。何気ない日常でもそれが幸せなんだよ、ということを、穏やかで素敵なメロディーにのせて綴っています。
藤原:僕も初めて「ありがとう心から」を聴いた時にすごくまっすぐな歌だなと思いました。今回の映画は、絆をテーマにしているので、この曲とよりマッチすると思います。子供から大人まで愛されるような楽曲になったら嬉しいです。
最後に、『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は土井先生がストーリーの鍵を握る重要人物とのことですが、映画の見どころを教えてください。
大西:映画では、ポスターに載っているようなキリッとした土井先生の姿がたくさん見られます。戦い方もそうですが、いつもの優しい雰囲気とは違った“闇堕ち”の土井先生が登場するので、ギャップ萌えしちゃうんじゃないですかね。
藤原:今までにないシリアスな「忍たま」になっていると感じました。乱太郎たちと土井先生の関係には、大人の人でも胸がキュッとなるかもしれません。これまでの「忍たま乱太郎」では味わったことないような感情を引き出してくれると思います。
【作品詳細】
『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』
公開日:2024年12月20日(金)
監督:藤森雅也
脚本:阪⼝和久
キャラクターデザイン:新⼭恵美⼦
出演:⾼⼭みなみ、⽥中真⼸、⼀⿓斎貞友、関俊彦
⼤塚明夫、岡野浩介、間宮康弘、森久保祥太郎、代永翼、成⽥剣、保志総⼀朗、渋⾕茂、神奈延年、置鮎⿓太郎、鈴⽊千尋、小田敏充、金丸淳一、山崎たくみ、東龍一
スペシャルゲスト:大西流星、藤原丈一郎
原作:「落第忍者乱太郎」尼⼦騒兵衛(朝⽇新聞出版刊)、テレビアニメシリーズ「忍たま乱太郎」、「⼩説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」(原作・イラスト:尼⼦騒兵衛/⼩説:阪⼝和久/朝⽇新聞出版刊)