展覧会「京都 大原に生きた画仙人 小松均展 —自然をまなざす」が、美術館「えき」KYOTOにて、2025年1月2日(木)から2月3日(月)まで開催される。
小松均(こまつ ひとし)は、京都の大原で自給自足の生活を営みつつ絵画を制作し、第二次世界大戦後には水墨表現に独自の作風を切り拓いた日本画家だ。展覧会「京都 大原に生きた画仙人 小松均展 —自然をまなざす」では、「画仙人」と呼ばれた小松の画業を紹介する。
明治35年(1902年)山形に生まれた小松は、18歳の時に画家を志して上京。大正13年(1924年)には京都に移り、土田麦僊(つちだ ばくせん)に師事している。昭和2年(1927年)からは大原に居を構え、大原の自然、生き物や植物などを描き続けた。また、小松は昭和時代初期より、徹底した写実による水墨表現を模索。戦後には、力強い墨画による大画面の連作を手がけている。
本展では、1人のコレクターのコレクションより、小松の作品を公開。《大原風景》をはじめ、大原の風景を描いた初期から晩年までの作品を筆頭に、《大原女》や《牛図 さみだれ》など、暮らしのなかの身近なものを描いた作品、晩年の連作の主題となった「最上川」、「戸隠」や「富士」にまつわる作品を目にすることができる。
展覧会「京都 大原に生きた画仙人 小松均展 —自然をまなざす」
会期:2025年1月2日(木)~2月3日(月) 会期中無休
会場:美術館「えき」KYOTO
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
開館時間:10:00~19:30
※1月2日(木)のみ18:00閉館
※入館はいずれも閉館30分前まで
入館料:一般 1,000円(800円)、高校・大学生 800円(600円)、小・中学生 600円(400円)
※( )内は前売料金(12月6日(金)から31日(火)まで、美術館チケット窓口(休館日除く)、チケットぴあ(Pコード 687117)、ローソンチケット(Lコード 55272)にて販売
※障害者手帳の提示者本人および同伴者1名は、当日料金より200円割引
【問い合わせ先】
ジェイアール京都伊勢丹(大代表)
TEL:075-352-1111