約20名のアーティストが現代のガーリッシュを表現する展覧会「新世紀少女宣言 - 少女のための解放区」が東京・渋谷のBunkamura Galleryで開催される。期間は2014年10月8日(水)から10月15日(水)まで。
左)トレヴァー・ブラウン「polkadot disease」 2014年 油彩、キャンバス 530×650mm
右)たま「Poisonas Angel 1」 2012年 水彩、紙 297×236mm
「新世紀少女宣言」では、アーティストたちが、少女のリアリティをテーマに平面・立体作品で表現。かわいくてネガティブな世界をでポップに表現するバンド 「アーバンギャルド」を率いる松永天馬のドローイング作品も展開する予定だ。
普遍的で観念的な存在「少女」。その感覚に魅せられたアーティストたちは、しばしば文学や芸術に少女を投影。これまでカタチなき神聖な象徴として扱われてきた。しかし現実には、永遠に少女のままでいることはできず、アイデンティティが定まらない葛藤がある。子供にも大人にもなりきれず、タイムリミットの中で危ういバランスを保つ、一時のモラトリアムにしか存在できない存在なのだ。
「少女」の捉え方は、観念的なアイコンとして、消費されるイメージとして時代と共に変容してきた。本展では、現代の少女性に共感した、画家や人形作家、イラストレーター、バンドなど、21世紀の少女文化が登場する。
また会場では、トレヴァー・ブラウンとアーバンギャルドがコラボレーションした限定オリジナルグッズも発売される。
【開催情報】
新世紀少女宣言 - 少女のための解放区
期間:2014年10月8日(水)~10月15日(水)
場所:Bunkamura Gallery
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura
出品予定作家:
綺朔ちいこ、あやはべる、イヂチアキコ、今井キラ、佳嶋、キノ子、笹井一個、さちこ、真珠子、須川まきこ、たま、富崎NORI、トレヴァー・ブラウン、根橋洋一、花蟲、HIROKO(Daisy-D)、FREAKS CIRCUS、古川沙織、松永天馬( アーバンギャルド)、ミストレス・ノール、みつばち@BabyBee( 櫁蜂)、YU 奇、吉田光彦、LIEN
【関連】
トークイベント
松永天馬(アーバンギャルド ) × 宝野アリカ(ALI PROJECT )
開催日:10月11日(土)
開催時間:15:00~ 先着60名
料金:無料
会場:Bunkamura Gallery
※整理券を当日会場にて、10:00より配布。