フィンランド若手デザイナー10組による合同ファッションショー「Naytos 10」の残り5組のデザイナーたちのコレクションをご紹介。
※前半の5組のデザイナーのルックはこちらから
→「フィンランド若手デザイナー10組による合同ファッションショー - 「Naytos 10」①」
シル・ユントゥネンは、アールト大学の芸術デザイン大学ファッションデザイン学科3年生。パリのメンズウェアデザイナー、トーマス・エンゲル・ハート(Thomas Engel Hart)のもとで2010年S/Sコレクションのインターンを経験。
今回のコレクションは、同時性のアイデアよってつくられた音楽的な雰囲気と、シュールレアリズムの写真と、無と混沌の感情の対比によって構想されている。インスピレーションの中心は、織りとニットの細かい構造によって表現。服のシルエットとフォルムが、静かな無と混沌を表現している。
素材としては、織りはリサイクルレザーとフェイクレザーのストラップから構成。ニットはウールと、伸縮性のあるウール、そしてバンブー(竹糸)から成っている。ウールとデニムは日本製のもの、コットンクレープはフィンランド製のものを使用している。