広告やCF、ロゴマークなどのディレクション、デザインワークで知られる西岡ペンシルの個展「西岡ペンシル文様あらも~ど」が2015年7月3日(金)から7月15日(水)まで開催される。場所は東京・代官山のGALLERY SPEAK FOR。
彼は京友禅悉皆屋の家に生まれたルーツを持ち、日本の着物からの刺激・素養をグラフィックデザインやアートの思想に通じるものとして活かしてきた。また、着物文様を単なる柄や装飾と捉えるのではなく、時代や場に応じて複雑な意味の広がりを投影できる優れたアートプラットフォームとしての文様に目覚め、独自の文様の制作を開始。2014年にはパリと東京で2つの「ニュー・文様」展を開催し、大きな注目を集めた。
本展は、それ以降の成果を受けて開かれる2度めの東京展。会場は、まさにタイトルどおり、カテゴリーにこだわらず普遍的な「粋」を表現する機会となる。和紙に刷った作品を主体に、写真にシルクスクリーンをミックスした作品、長襦袢や西陣織、コラージュなど多様な形態の作品を見ることができる。さらに、京都に琳派が誕生して400年を記念する2015年にあたり、細見美術館所蔵の神坂雪佳や俵屋宗達の作品に、独自の文様を掛け合わせ再構築した作品も含め、約40点を展示・販売する。
【展覧会概要】
西岡ペンシル文様あらも~ど
会期:2015年7月3日(金)~7月15日(水)
会場:GALLERY SPEAK FOR
住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR 2F
開館時間:11:00〜19:00 最終日のみ〜18:00
休廊日:毎週木曜
ギャラリートーク:2015年7月3日(金) 18:30~19:00
入場:無料
作品解説=西岡ペンシル 聞き手=未定
※展示作品は全て販売する。
※会場の都合により祝花などは禁止。
※未就学児童の入場は禁止。
※最終日のみ18時まで。