「ザ・ リッツ・カールトン日光」が栃木県日光市・日光国立公園内に2020年7月15日(水)にオープンする。同ホテルは栃木県で初となるインターナショナルラグジュアリーホテルだ。
日本5軒目となる「ザ・ リッツ・カールトン」が開業する場所は、四季折々の自然と歴史を感じられる奥日光。日本百景の1つである中禅寺湖に面し、1200年以上の歴史を持つ世界遺産「日光の社寺」を抱く男体山の絶景を望むことができる、自然豊かなロケーションに位置する。
ホテル周辺には日本三大名瀑の華厳ノ滝があり、中禅寺湖の湖水が97mもの絶壁を一気に落下する雄大な風景を楽しむことも可能だ。
「奥日光の自然と調和する邸宅」をデザインコンセプトに掲げたホテルは、メイン棟、レイク棟、マウンテン棟の3棟からなる客室とスイートルーム、そしてメイン棟 1階の「アライバル・ロビー」、その奥に広がる「ザ・ロビーラウンジ」、「ザ・ライブラリー」、「ザ・バー」で構成される。
美しい四季を尊び味わう日本独自の自然観や美意識を宿し、西洋と日本の建築デザインが調和した空間は、まるで豊かな紳士の邸宅に到着したような、洗練かつ温かく居心地のいい雰囲気に包まれている。
日光国立公園の自然を全身で感じられる客室
全94室の客室は、いずれも57㎡以上の広さを誇り、和の風合いを取り入れたクラシカルな雰囲気。スイートルームは「中禅寺湖ビュー スイート」を9室と、277m²の広さを有する「ザ・リッツ・カールトン スイート」を合わせた全10室を用意した。
各ゲストルームにはプライベートバルコニーや縁側に見立てたラウンジエリアを設けており、新緑、紅葉、雪景色と四季によって異なる表情を見せる日光国立公園の美しい自然を、全身で感じられるような設計となっている。また、縁側に見立てたラウンジエリアは、ガラスの引き戸の使い方によって、寝室やバルコニーと連結させた広々とした空間を演出したり、セパレートしたプライベート空間にしたりと、利用者に合わせた多様なスタイルにアレンジできる。
「ザ・リッツ・カールトン」ブランド初となる温泉大浴場も完備。開放的な露天風呂を併設する広々とした温泉大浴場では、美肌効果に優れ、冷え性など様々な効能を持つ日光湯元温泉を堪能することができる。
エントランスとなる「アライバル・ロビー」の奥は、「ザ・ロビーラウンジ」、「ザ・ライブラリー」、「ザ・バー」の3つのゾーンに分かれたラウンジエリア。3つのゾーンを繋ぐように窓辺に設けられた縁側からは、緑溢れる庭園、その向こうに中禅寺湖、男体山や周辺の山々を望むことができる。
2つの暖炉に囲まれるように位置する「ザ・ライブラリー」には、くるみの木から切り出した大きなテーブルとゆったりとしたソファを配置しており、穏やかな読書の時間を楽しむことができる。そして、ラウンジエリアの奥には、ウィスキーボトルがアートのように専用シェルフに並べられた、シックなムード漂う「ザ・バー」が。カウンターでは、国内外から厳選した、琥珀色に輝くウィスキーやオリジナルカクテルを提供する。
ザ・リッツ・カールトン日光では、栃木県産の食材を取り入れた、新鮮で健康的な朝食を用意。見た目も彩り豊かで、ジュエリーボックスに見立てたホテル特製の木箱で提供。テイクアウトでは、栃木県産をはじめとする天然はちみつをブレンドしたミニ食パンや、ローカル野菜を使用したサンドウィッチを用意。