fashionpress[ファッションプレス]

fashionpress x fashionpress instagram 検索
menu

fashionpress[ファッションプレス]

  1. トップ   /  
  2. ニュース   /  
  3. アート   /  
  4. イベント

松堂今日太と宮本亜門の2人展 「“Unseen” ミエナイモノ」、11月18日より開催

  •  twitter
  •  facebook logo
  • LINE
  • LINK リンクをコピー
記事のURLをコピーしました

東京・渋谷のSUNDAY ISSUEにて、2011年11月18日(金)~27日(日)の期間、ガラス作家である松堂今日太と舞台演出家の宮本亜門による2人展”Unseen”展が開催される。2人は、2008年の初の個展“GOØD DESIGN”展より内なる意識を表現する試みとして、KYOTA!&AMONというアートワークユニットを結成し、作品発表してきた。

松堂今日太と宮本亜門の2人展 「“Unseen” ミエナイモノ」、今週末より開催

2回目の展覧会となる今回は、2人の作家の共通のキーワードである、 ミエナイモノ について、松堂はガラスを使用し、宮本は木材を使用して、新作を発表する。トークイベントも4回予定されているので、気軽に参加してみよう。

松堂今日太と宮本亜門の2人展 「“Unseen” ミエナイモノ」、今週末より開催

“ Unseen ”
ミエナイモノ

かつて太陽と月の周期の中に時を見いだし、呼応していた時代、人々にとって 光と闇は、 霊的なイマジネーションを喚起し、より確かなものとしてそこに存在していました。
その後何世紀も経て、人為的に作られた機械的時間の概念/自然と切り離された時間は、 本来分断することのできない 持続的時間の中の一瞬 秒単位に、焦点を当てることを可能にしました。

その一瞬に、私たちは何を見ることができ、また何が見えなくなったのか。

今回 松堂今日太は、受け継がれていくもの、同時に変化する曖昧な観念、脆くも強い生命の鼓動を、 ガラスという材を用いて可視化し表現します。
宮本亜門は、人の手が係らず自然によって作りだされた造形物に対し、 科学という人類によって生み出された知恵を組み合わせ 1つの造形物にすることで、 モノに宿っている空間と時間を切り取り表面化することを試みます。

過去を保持し、 過ぎた時間を忘れる。
私たちの時間は記憶と忘却によって持続されつづけています。
作品を通して、自身の意識を存在するありのままの相と交錯することは、 移ろう時間と共存する記憶の断片を想起する手掛かりとなるでしょう。

【イベント情報】
“Unseen” ミエナイモノ
場所: 東京都渋谷区渋谷1-17-1 美竹野村ビル2F SUNDAY ISSUE
営業時間: 13:00~20:00(火~金)、12:00~19:00(土・日・祝)、月曜定休(祝日の場合も休み)
TEL: 03-3797-1288

【トークイベント日程】
■11月19日(土) 15:00~16:00 松堂今日太 & 宮本亜門
■11月22日(火) 20:00~21:00 松堂今日太 & ヴィヴィアン佐藤 & KiNG
■11月23日(水) 15:00~16:00 松堂今日太 & 宮本亜門
■11月26日(土) 20:00~21:00 宮本亜門 & 山川冬樹
※1ドリンク注文制
※予約不要

【アーティスト情報】
■松堂 今日太
1973年沖縄生まれ。
東京ガラス工芸研究所を経て、長崎で吹きガラスの制作・デザインを始める。
ニューヨーク在住4年間、ナショナル・アカデミー・オブ・デザイン・スクール・オブ・ファインアーツに 通いながら、アーバングラスで制作し、ギャラリーやショップで作品を展開。
2004年、日本クラフト展入選。
2006年、広尾のギャラリーで個展を開催。
2007年、琉球ガラスとウルシを融合させたLaglassのデザインを手がける。
2008年、宮本亜門とKYOTA!&AMONのユニットで『GOØD DESIGN (ゴッド デザイン)』展を開催。
2010年、ロンドン短期滞在。セントラル・セント・マーチンズにてキュレーションや舞台装置・衣裳コースを専攻。 「3331アンデパンダン」出展。
2011年、吹きガラスの手法を酸素バーナーでパイレックスガラスを用いた作品へ移行し、制作を続けている。

■宮本 亜門
1958年東京生まれ。
出演者、振付師を経て、2年間ロンドン、ニューヨークに留学し、帰国後の1987年演出家としてデビュー。
2004年、ニューヨークのオンブロードウェイにて「太平洋序曲」を東洋人初の演出家として手がけ、同作がトニー賞の4部門でノミネートされる。
2007年、米・サンタフェ・オペラで現代オペラ「TEA」の上演。
2008年、米・ワシントンのジャパンフェスティバルで「UP IN THE AIR」を発表。
2008年、松堂今日太とKYOTA!&AMONのユニットで『GOØD DESIGN (ゴッド デザイン)』展を開催。
2010年、ロンドンのウエストエンドでは日本人初の演出家としてミュージカルを上演する。 神奈川芸術劇場(KAAT)の芸術監督に就任。
2011年、三島由紀夫「金閣寺」を舞台化し、リンカーンセンターフェスティバルで上演。 ミュージカルのみならず、ストレートプレイ、オペラ等、活動の場を世界へ広げている。

Photos(2枚)

松堂今日太と宮本亜門の2人展 「“Unseen” ミエナイモノ」、11月18日より開催|写真1 松堂今日太と宮本亜門の2人展 「“Unseen” ミエナイモノ」、11月18日より開催|写真2

Photos(2枚)

キーワードから探す

関連用語