DIESELがプロデュースするアートギャラリー、DIESEL ART GALLERYでは、Beezer(ビーザー)のエキシビジョン「VOICES!」を2011年11月18日(金)より開催する。
Beezerは、Massive Attack(マッシヴ・アタック)やMark Stewart(マーク・スチュアート)、Tricky(トリッキー)らと80年代を共に過ごし、その姿をレンズにとらえたUK・ブリストル出身のドキュメンタリー写真家。
今回は未発表作品を含む、1980年代半ばの若者の姿を写し出した作品を、「VOICES of Protest」、「VOICES of Music」、「VOICES of Art」、そして「VOICES of People」の4グループに分けて展示。Beezerの故郷ブリストルを舞台にユースカルチャーの輝く瞬間をフィルムに焼き付けた彼の作品は、後に世界的なミュージシャンやアーティストとなる友人たちも数多く登場する貴重なものばかり。
貧困や差別、その背景にある政府、権力へ抗議の「声」を上げ、時代を動かし変革をもたらしてきた人々のパワー溢れる作品を、ぜひその目で体験してほしい。
尚、会期中には限定アートブックや展示作品のほか、Tシャツ、トートバッグなどのオリジナルグッズも販売される予定。
"kiss the future, protest and survive, this is one camera that never lies"
Mark Stewart
【アーティスト情報】
Beezer(ビーザー)
1965年、イギリス・ブリストル生まれ。
ストリートの人々を撮るドキュメンタリー写真家。
80年代前半に高校を中退後、テクニカルカレッジで写真を学んだ。ブリストルのサウスミードにある喧嘩や暴力事件の多い男子校の様子をドキュメンタリーシリーズとしてまとめたのが最初の本である。現在の社会にも大きな影響を与えた音楽、アートのシーン、そして社会の出来事がひしめき合ったこの時代を記録した写真集「ザ・ワイルドデイズ」は高い評価を得た。また、この頃登場したアンダーグラウンドカルチャーを代表する、Massive Attack(Wild Bunch)、Mark Stewart、Tricky、Underworld、Todd Terry、Redmanらを写真に収めてきた。 後にロンドンに拠点を移し、バルセロナやモロッコ、カイロ、ニューヨーク、東京、バヌアツ、ベトナム、タイなど、世界各国で精力的に活動を続けている。イギリスを代表する音楽雑誌「NME」や、ブリストル・バースエリアのカルチャー誌「Venue」など、数々の雑誌に写真を提供し、2009年にはブリストル・シティ・ミュージアム&アート・ギャラリーや、マンチェスターのURBISなどでも展覧会を行った。
オフィシャルサイトURL: www.beezerphotos.com
【エキシビジョン概要】
VOICES!
会期: 2011年11月18日(金)~2012年1月29日(日)
会場: DIESEL ART GALLERY
住所: 東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F
TEL: 03-6427-5955
開館時間: 11:30~21:00
休館日: 不定休
キュレーター: John Boreland (有限会社アウトゼア/Soulful Management System Ltd.)
URL: www.diesel.co.jp/art