映画『ターミネーター2』を3D化した『ターミネーター2 3D』は、2017年8月に公開されて全国でヒット。その影響を受けて、体感型上映システム4DXにヴァージョンアップして帰ってくる。もちろん世界初公開。
4DXでは、モーションシートがシーンに合わせて前後&上下左右に動き、その衝撃を再現。T-800型ターミネーターとT-1000型ターミネーターのバトルアクションを臨場感ある環境で楽しめる。
『タイタニック』『アバタ―』で数々の記録を塗り替えたジェームズ・キャメロン監督。2017年には『アバター』シリーズとして4本制作、2020年以降公開されていくことが発表された。彼の代表作であり、アーノルド・シュワルツェネッガーの人気を不動なものにしたのが『ターミネーター2』だ。
3D化プロジェクトは、映画『タイタニック 3D』に続く企画。ジェームズ・キャメロンが設立した映画製作会社ライトストーム(LEI)、DMGエンターテインメント、スタジオカナルがスタートさせたもので、『タイタニィック』の3D化も担当したライトストームのチームが、高度な技術によって現在の3D作品と劣らない高画質を実現。なお、このチームは映画『アバタ―』の続編にも携わっている。
監督のジェームズ・キャメロンは、「『タイタニック』3D化のプロジェクトの時から、次に3D化すべき作品は『ターミネーター2』だと思っていました。四半世紀も前の映画ですが、人々の記憶に残る、とても象徴的な作品だと思ったからです。それに手法の面から見て、カメラの動き方、ショットの構成の仕方などを考えても、『ターミネーター2』の映像なら3Dにうまく変換できると思いました。それに初公開から25年後に劇場のスクリーンで観るのも、おもしろいと思いませんか?この映画をビデオやブルーレイやDVDでしか知らない世代が大勢いる。だから、劇場で『ターミネーター2』のすべてを体験して欲しいのです」と語っている。
【作品情報】
『ターミネーター2 3D』4DX版
公開日:11月18日(土)より世界初公開
監督:ジェームズ・キャメロン
【ストーリー】
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とターミネーターの死闘から10年が経ち、30億人の人命が失われる1997年8月29日に起こり得たスカイネットと人類間の核戦争(審判の日)を追憶にするサラは精神病患者として警察病院へ収監され、カイル・リースとの間に生まれた息子のジョン(エドワード・ファーロング)は養父母の下に引き取られていた。ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。1体は10年前と同モデルのT-800型(アーノルド・シュワルツェネッガー)、もう1体は変形自在の液体金属で構成された最新モデルT-1000型(ロバート・パトリック)。2体はそれぞれ共通の目標であるジョンを捜索し、ほぼ同時に発見する。襲いかかるT-1000からジョンを救ったのは、かつてサラを襲ったT-800だった。未来への戦いが今始まる…。