「没後50年 藤田嗣治展」が、東京都美術館で2018年7月31日(火)から10月8日(月)まで、京都国立近代美術館で2018年10月19日(金)から12月16日(日)までの期間で開催される。
(左)《カフェ》 1949 年 ポンピドゥー・センター(フランス・パリ)蔵 Photo(C)Musée La Piscine (Roubaix),Dist.RMN-Grand Palais/Arnaud Loubry/distributed by AMF © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2017 E2833
(右)《自画像》1929 年 東京国立近代美術館蔵 © Fondation Foujita/ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2017 E2833
1886年日本に生まれ、80年を超える人生の半分以上をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得した、エコール・ド・パリを代表する画家の藤田嗣治。2018年は藤田の没後50年の節目に当たることから、フランスを中心とした欧米の美術館の協力のもと、大回顧展を開催する。
「没後50年 藤田嗣治展」は、展示される作品の質と量ともに史上最大級。制作年順に各時代を代表する「風景画」「肖像画」などのテーマを設け、精選された作品100点以上を通して藤田作品への新しい視点を提案する。
展示作品は、藤田の代名詞でもある「乳白色の下地」による《舞踏会の前》や《五人の裸婦》など裸婦の代表作が10点以上一堂に会すほか、初来日の《エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像》やこれまで紹介される機会が少なかったものなど、見どころが満載。
出世作であり、初めての静物画でもある《私の部屋、目覚まし時計のある静物》、1920年代半ばにパリでの絶頂期を迎えた藤田を象徴する1929年の《自画像》など、藤田を語る上で外すことの出来ない作品も必見だ。
【詳細】
「没後50年 藤田嗣治展」
■東京都美術館
開催期間:2018年7月31日(火)~10月8日(月)
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室30分前まで、金曜日は20時まで開室)
住所:東京都台東区上野公園8-36
観覧料:
・前売券 一般 1,400円、大学・専門学生 1,100円、高校生 600円、65歳以上 800円
・当日券 一般 1,600円、大学・専門学生 1,300円、高校生 800円、65歳以上 1,000円
※中学生、心身に障害がある人とその付添者1名は無料。(要証明)
■京都国立近代美術館
開催期間:2018年10月19日(金)~12月16日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで、金・土曜日は20時まで開館)
休館日:月曜日
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
観覧料:
・前売券 一般 1,300円、大学生 900円、高校生 400円
・当日券 一般 1,500円、大学生 1,100円、高校生 600円
・早割りペア券 2,000円(2,222セット限定)
※中学生以下、心身に障害がある人とその付添者1名は無料。(要証明)
※早割りペア券は8月1日(水)から31日(金)までの期間で販売。
※前売り券は9月1日(土)から10月18日(木)までの期間で販売。
※会期中に一部展示替えあり。
※出展作品は変更になる場合あり。