国立科学博物館は、特別展「昆虫」を2018年7月13日(金)から10月8日(月・祝)まで開催する。
昆虫をテーマとした企画は、大規模特別展として国立科学博物館で開催するのは初のこと。特別展「昆虫」では、貴重なヤンバルテナガコガネの世界に1つだけの標本を含む多様な昆虫標本や本展のために世界各地で採集した希少な昆虫標本を展示。さらに、最新の昆虫研究なども踏まえて、驚きの昆虫の世界を多角的に紹介する。
昆虫は、現在判明しているだけでも約100万種が知られており、地球上でこれまでに見つかった生物種の半数以上が昆虫であると言われている。そして、実際にはこの何倍もの種の昆虫が暮らしていると推定されている。これは、昆虫が他の生物に比べて、著しく多様化しきていたことを表し、環境の変化にも巧みに対応してきたことを物語っている。
また、昆虫の採集についても取り上げる。どんな方法があるのか、どういう点に注意するのか、今後の研究にどう繋がるのか…など、正しい昆虫採集についても知ることができる。
【詳細】
特別展「昆虫」
会期:2018年7月13日(金)~10月8日(月・祝)
会場:国立科学博物館
住所:東京都台東区上野公園7-20
チケット料金:一般・大学生1,600円(前売1,400円)、小・中・高校生600円(前売500円)
※前売り日は決定次第、展覧会公式ホームページ等で発表。