三代目 J Soul Brothersの登坂広臣と中条あやみが共演する映画『雪の華』が、2019年2月1日(金)に全国の劇場で公開される。
映画『雪の華』は、発売から15周年を迎えるラブソングの名曲、中島美嘉の「雪の華」をモチーフにしたオリジナル作品。「雪の華」を主題歌に、東京とフィンランドを舞台にした壮大なラブストーリーが描かれる。冬の寒さの中に描かれる澄み切った雪景色や、夏の色鮮やかな朝市が並ぶ港町など、美しく壮大なフィンランドの景色が、2人の物語に華を添える。
幼いころから病気のために、幸せになることをあきらめてきた美雪(中条あやみ)。余命を宣告された彼女の唯一の目標は<約束の地>フィンランドでオーロラを見ることだった。ある日、美雪はひったくりにあい、声も出ずその場でへたり込んでしまう。そんな彼女の前に現れたのは、ガラス工芸家をめざす青年・悠輔(登坂広臣)だった。
「声出してけよ!声!」まっすぐな彼の言葉は、凍りきっていた彼女の心をじんわりと溶かしていく。悠輔の働く店が危機になっていると知った美雪は「私が出します、100万円。その代わり1ヶ月間、私の恋人になってください」と、期間限定の恋を持ちかけて。
かけがえのない出会いが、美雪に一生分の勇気をあたえて、悠輔の人生を鮮やかに彩っていく。東京と<約束の地>フィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。
登坂が演じるのは、ガラス工芸家を目指す青年・綿引悠輔。両親を亡くし、妹と弟を男手ひとつで育てており、ぶっきらぼうだがまっすぐで優しい一面を持つ。
登坂広臣は、三代目J Soul Brothersのボーカルとしてデビューし、ソロのHIROOMI TOSAKAとしても活動する人気アーティスト。2014年からは活躍の場を俳優にも広げ、映画初出演を果たした『ホットロード』では、第38回日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど、演技力も話題を呼んでいる。EXILE TRIBEのエンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の映画シリーズを除けば5年ぶりとなる映画出演に、期待が高まる。
中条あやみが演じる平井美雪は、幼いころから体が弱く、余命宣告をされ人生を諦めかけていた少女。両親が初めて出会った場所であるフィンランドで“奇跡が訪れる”赤いオーロラを目にすることを夢みている。悠輔と出会い、期間限定の恋人として過ごす中で自分の居場所がある幸せを感じるようになる。
『セトウツミ』『覆面系ノイズ』などの映画に立て続けに出演し、2018年秋には『3D彼女 リアルガール』の公開も控える中条が、登坂の恋の相手役をどのように演じるのか注目だ。
公開に先駆け、登坂広臣と中条あやみにインタビューを実施することができた。
今回の映画を通して初めて会ったそうですね。
中条:(映画で共演するまで)お会いしたことが無かったので、どんな人だろうと楽しみにしていました。
登坂:僕もメディアを通して見ていただけで会ったことが無かったんですよ。印象としてはクールな女の子なのかな?と思っていました。
中条さんは登坂さんについてどんなイメージを持っていましたか?
中条:テレビで見る方って感じでした。すごい方でした!
登坂さんが演じているのをはじめて見たのは『ホットロード』でした。そこでの印象は王道のイメージが無い人…とでも言うのでしょうか。クールな、ベタっていうよりは、曲がっているというか、ザ・ラブというイメージが無かったです。
それが会ってどう変わりましたか?
中条:くまさん。くまみたいな、温厚な、どーんとしている可愛い感じの人だなと思いました。(笑)
登坂:それって悪口?
中条:いえ、最大限に褒めてます。(笑)
登坂:そう、良かった。
くまさんみたいと言われたことはありますか?
登坂:言われたことないですね。(笑)
中条:コート着ると余計そうじゃないですか?(笑)
登坂:コートも相まって?