タッシェン(TASCHEN)より、日本を代表する建築家である安藤忠雄の作品集の最新版「ANDO Compelete Works 1975-2012」が刊行された。
本書は2010年刊行の大判作品集に近作を60ページ分増補したもの。代表作58点を含む、2012年までの全250作品のデータが収録されている。日本でも、東京・銀座のTASCHEN STORE in BALS TOKYO GINZAに2012年6月8日(金)に入荷予定。直筆スケッチ入りの限定本(サイン本)も発売される。
安藤忠雄は、大阪出身の日本を代表する建築家。建築界における4つの最も権威ある賞、ブリッカー賞、カールスベルク建築賞、高松宮殿下記念世界文化賞、京都賞を受賞。日本の伝統とモダニズムを組み合わせ、コンクリート・木・水・光・空間を利用した幾何学的でユニークな建築美学を開発してきた。彼のデザインした美術館、教会、個人住宅は数々の賞を受賞している。その活躍は日本国内にとどまらず、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、ドイツにも作品があり、近年アジアでの活動も積極的に広げ、高い評価を得ている。
【アイテム情報】
「ANDO Compelete Works 1975-2012」
22.8 x 28.9cm、660ページ
ハードカバー
英・独・仏語版
価格:¥5500(税込)
■国内作品
住吉の長屋、小篠邸、大淀のアトリエⅡ、六甲の集合住宅、光の教会、直島プロジェクト、司馬遼太郎記念館、サントリーミュージアム、淡路夢舞台、4x4 House、21_21 Design Sightなど
■海外作品
ユネスコ瞑想空間、セビリア万博日本館、ピューリッツァー美術館、FABRICA(ベネトン・アートスクール)、トム・フォード邸および厩舎、プンタ・デラ・ドガーナなど
■増補版に追加された作品
リーウファン美術館(直島)、アジア・ユニーバーシティ・アートミュージアム(台湾)、北京国子監ホテル、Poly Theater(上海)、Architecture and Culture Center(上海)、China Taihu Museum(蘇州市)、Water Charnel(台湾)、Serenity Coast Art Museum And Performing Arts Center(三亚市、中国)
問い合わせ先:タッシェン・ジャパン株式会社 TEL 03-3524-2321