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"猫"が登場する映画を特集。自由気ままで、ちょっぴりドジな一面がある猫の魅力をたっぷりと詰め込んだ作品を一挙に紹介する。“猫好き”の人は、映像に映し出される、可愛らしい猫たちの姿をじっくりと鑑賞してみて。
ねこまき原作の同名コミックを、動物写真家・岩合光昭がメガホンを握って実写化。主人公の大吉(立川志の輔)は、妻に先立たれ、飼い猫のタマと2人暮らしの生活を送っている。趣味にいそしみながら、タマや周りの友人とのんびりと過ごしていたが、友人の死や自身の体調不良によって、穏やかな毎日に変化が訪れ始める。そんな矢先に、タマが突然姿を消してしまい…。
劇中には、タマのほかにも近所に住む愛らしい猫たちが登場。愛嬌たっぷりの猫たちの姿をたっぷりと観ることができる。
(c)2018「ねことじいちゃん」製作委員会
集英社『月刊YOU』の連載人気漫画を実写化。主人公の売れない漫画家・高畑寿々男(Kis-My-Ft2 北山宏光)は、身の程知らずなポジティブ男。酒やギャンブルに溺れる日々を送っていたが、ある日突然交通事故に遭い死んでしまう。けれど、生前あまりにも周囲に迷惑を掛けていた寿々男は、"自分と家族の本当の心を見つめ直せ"と使命を授かり、もう1度人生をやり直すチャンスが与えられることに。ただしそれは、"猫"の姿として、という条件付きだった…。
(c)板羽皆/集英社・「トラさん」製作委員会
「図書館戦争」や「植物図鑑」などを贈り出してきた人気作家・有川浩のベストセラー小説「旅猫リポート」が映画化。とある事情から飼えなくなってしまった愛猫のナナと一緒に、新しい飼い主を探す旅に出る、一人の青年とネコの感動ストーリーが描かれる。主人公の青年・悟役は福士蒼汰、相棒ナナの声は高畑充希が担当する。
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩／講談社
川村元気の小説を実写化した感動のドラマ。ある日突然余命宣告された主人公"僕"(佐藤健)は、自分と瓜二つの悪魔が目の前に現れる。「世界から何かひとつ、ものを消すことで、1日の命をあげよう」そう告げる悪魔との取引を交わした"僕"は、次々と周りのモノを消していく。電話、映画、時計、そして猫…。けれど何かを消すごとに、大切な思い出までもが消えてしまうことに。"僕"が最後に決断した、人生の選択とは—？ "僕"と愛猫・キャベツを巡るハートウォーミングなストーリにも注目してほしい。
©2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会
原作は、全英でベストセラーとなったジェームズ・ボーエンによる小説。家族からも見捨てられ、薬物に依存していく主人公・ジェームズが出会ったのは、怪我を負った1匹の野良猫・ボブ。自分の有り金をはたいてボブの看病をして以来、2人は心を通わして行動を共にするようになっていく。そして彼らのお互いの支え合いは、やがて人生にも大きな変化をもたらしていくことに…。ホームレス同然のストリートミュージシャンが、1匹の野良猫を通して再生していく感動のストーリーだ。
© 2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.
大山淳子の原作を実写化。沢尻エリカ演じる主人公・沙織は、投げやりな生き方に慣れてしまった"元アイドル"のアラサー。唯一心を開いている愛猫の良男は、自分が沙織の恋人だと思い込んでいる風変りな猫だ。そんなある日、とある男の出現によって、沙織の変わり果てた姿を良男は見てしまう…。人生に悩む沙織と、その愛猫の交流を描いたハートウォーミングな物語。
©2018「猫は抱くもの」製作委員会
実話を基にしたコミック『猫なんかよんでもこない。』を実写化。猫嫌いの主人公・ミツオ(風間俊介)が、ひょんなことから子ネコの兄弟“チン”と“クロ”を飼い始めることから物語は始まる。アパートの大家さんの助けもあって、いつしかミツオと猫たちは、お互いを支え合う運命共同体へとなっていく。1人と2匹が送る、ほのぼのとした"猫デイズ"を描いた、猫好きにはたまらない作品となっている。
(C)2015杉作・実業之日本社／「猫なんかよんでもこない。」
トルコの古都・イスタンブールを舞台に描いた、7匹の猫たちのドキュメンタリー。"猫好き"で知られるイスタンブールの街に生まれた野良猫たちは、食料や寝床を与えられて、自由きままな生活を送っている。その生活スタイルも様々で、下町の市場で看板猫として人々との交流を楽しむものから、高級なデリカッセンで美味しい餌をもらいにいくものまで、猫の数だけそこにストーリーがある。
また映像は、地面スレスレのカメラによって、"猫の目線"を再現。猫にしか観ることが出来ない、美しいイスタンブールの街並みにも注目してほしい。
©2016 Nine Cats LLC
NHK BSプレミアムの人気番組がドキュメンタリー映画となって登場。動物写真家・岩合光昭が訪れた国で、"猫目線"となって猫を撮影する番組から、特に反響が大きかったストーリーを再編集して上映する。青森・津軽を舞台に、無邪気にリンゴの木の上で遊ぶ猫をはじめ、世界6か国から選ばれた逞しく生きる猫たちの姿を楽しむことができる。
©Mitsuaki Iwago
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