映画『ブラック・クランズマン』が2019年3月22日(金)より)TOHO シネマズ シャンテほか全国公開。
映画『ブラック・クランズマン』は、同名小説を映像化したノンフィクション作品。劇中では1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件が克明に描かれる。なお、監督にはアメリカの鬼才、スパイク・リーが抜擢された。
主演のロン・ストールワースを演じるのは名優デンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン。『マルコムX』でスクリーンデビューし、奇しくも同じスパイク・リー監督作品の本作で主演を担当する。
そして、ロンの相棒であるフリップ・ジマーマンには『スター・ウォーズ フォースの覚醒』や『パターソン』などに出演しているアダム・ドライバーをキャスティング。話題作へ多数出演する人気俳優の演技に注目が集まる。
また製作には、『セッション』のジェイソン・プラム、『ゲット・アウト』のジョーダン・ピールらが参加。アカデミー賞受賞経験のある人物たちが集結した、盤石の布陣のような豪華な演出も見逃せない。
実力派俳優と制作メンバーが揃った『ブラック・クランズマン』は、賞レースで盛り上がりを見せた。第71回カンヌ国際映画賞で最高賞パルムドール賞を獲得した『万引き家族』の次点となるグランプリを受賞。また、第76回ゴールデングローブ賞においては、作品賞をはじめ、監督賞(スパイク・リー)、主演男優賞(ジョン・デヴィッド・ワシントン)、助演男優賞(アダム・ドライバー)にノミネート。さらに、第91回アカデミー賞では、作品賞、監督賞(スパイク・リー)、助演男優賞(アダム・ドライバー)、脚色賞、作曲賞の6部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。
1979年、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワースは初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体 KKK(クー・クラックス・クラン)のメンバー募集に電話をかけてしまう。自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。問題は黒人のロンはKKKと対面することができないことだ。そこで同僚の白人刑事フリップ・ジマーマンに 白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で1人の人物を演じることに。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのか!?
作品情報
映画『ブラック・クランズマン』
公開日:2019年3月22日(金)TOHO シネマズ シャンテほか
監督・脚本:スパイク・リー
製作:スパイク・リー、ジェイソン・プラム、ジョーダン・ピール
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィンほか