マーベル映画『インクレディブル・ハルク』は、とある実験の事故により、怒りの感情が高まると、緑色の巨人“ハルク”に変身してしまう男性科学者の苦悩と活躍を描いたヒーロー・アクション作品。
物語の主人公であり、科学者のブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、恋人ベティの父、ロス将軍の命令を受けて人体への放射線抵抗を研究していた。ところがその研究実験中に事故が発生。多量のガンマ線を浴びてしまったブルースは、怒りを感じ心拍数が200を越えると、約2.7メートルもの巨大な緑色のモンスター=ハルクに変身する特殊体質になってしまうーー。
それ以来、彼を利用しようとする軍の追跡を逃れ、ブラジルに身を隠して治療薬開発と細胞の解明に専念するブルース。しかし、ふとした出来事からブルースの居場所が割れてしまい、ロス将軍によって送り込まれた特殊部隊員ブロンスキーらに包囲されてしまう。だがその時ブルースはハルクへと変身、部隊を一蹴し、間一髪のとこで逃亡に成功するのだったが…。
普段は穏やかな性格のブルースだが、ひとたびハルクになるとコントロール不能状態に。限界を知らぬ超人的な腕力やジャンプ力、驚異的な破壊力と同時に、多少の怪我をものともしない耐久力と回復力を兼ね揃えている。怒りの度合いによっては、誰の歯止めもきかない暴走に走ってしまうこともある。
ベティ(リヴ・タイラー):ブルースの恋人。“ハルク”に変身してしまったブルースによって、重傷を負ってしまう。
ロス将軍(ウィリアム・ハート):ベティの父であり、軍で指揮をとる人物。ベティが怪我をさせられたことで、ブルースを恨むように。
エミル(ティム・ロス):ハルク捕獲のために英国海兵隊から派遣された精鋭。“ハルク”の血液の輸血を受けたことで、怪物“アボミネーション”に変身してしまう。
2003年に同名コミックを映画化した『ハルク』のリニューアル版となる本作は、『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエが監督を担当する。
【詳細】
映画『インクレディブル・ハルク』
公開時期:2008年
監督:ルイ・レテリエ
脚本:ザック・ペン
製作総指揮:スタン・リー
キャスト:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハート
『インクレディブル・ハルク』※発売中
Blu-ray 2,381円+税/DVD 1,410円+税
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント