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インタビュー|写真4

映画『ブリット』…1968年製作、スティーブ・マックィーン主演の刑事アクション映画。サンフランシスコの急斜面を利用した、マスタングのカーチェイスなど迫力満点のアクションシーンが見どころ。
ロングテイク…カットせずに長い間カメラを回し続ける映画の技法。

<ジョン・ウィックという役柄>

インタビュー|写真8

■そんな複数の難解なアクションをこなしているキアヌ・リーブスさんですが、本作ではほとんどスタントなしで行ったそうですね。

キアヌ:出来る限り自分で行いました。スタントなしで知られる“アクション界のキング”トム・クルーズには及びませんけどね(笑)

でも僕が様々なアクションに挑戦することができたのは、チャドがそれぞれの武術に精通している素晴らしい先生を用意してくれたり、アクションに集中できる環境を整えてくれたお陰なんです。もちろん全てをマスターするためには努力も必要でしたが。

チャド:キアヌは上達するスピードが驚くほど速いんですよ。すぐにマスターしてしまうから、その度に、その振り付けも高度なモノへと変えて、変えて、変えて…。最終的に撮影当日までには、当初予定していた振り付けを遥かにしのぐ、アクションシーンが完成しているのです。

キアヌ:チャドの思い描くアクションについていけばいくほど、僕自身のレベルも上がっているのを肌で感じています。だから僕は演技を通してすごく楽しんでいるし、ジョン・ウィックという役柄を通して良いエネルギーをもらっているんです。

インタビュー|写真20

■2人から見た、ジョン・ウィックのキャラクターの魅力は何だと思いますか?

キアヌ:僕はジョン・ウィックのハートが好き。崩れてしまいそうな繊細さを合わせ持ちながら、誰にも依存せずに“生きるために戦う”強さに惹かれています。

チャド:そう。ある瞬間にハートをもった人間のスイッチが入って、次の瞬間には非情な人間“ジョン・ウィック”になる。僕は、キアヌが感情を押し殺して演じている瞬間が最高にクールだと感じているんです。だから、その“オン・オフ”を最も顕著に表現している第1作目のホテルのスパのシーンが、未だに僕の中で一番のお気に入り。あ、でも実際のキアヌは、素晴らしいハートを持つナイスガイですよ(笑)

インタビュー|写真29

■とはいえ、“伝説の殺し屋”のジョン・ウィックを演じることは、肉体的にも精神的にもハードに感じられることも多いはず。キアヌさんが、シリーズを通して、このキャラクターを演じ続けれられる最大の理由は何でしょう?

キアヌ:この役に抜擢してもらえた事自体が、僕にとって素晴らしい“ギフト”だと感じているからです。アクションが好きだし、アクションを通じたストーリーテリングも好き。そしてさらに、自分の思い描くビジョンをコラボレートできる、チャドのような素晴らしい監督と仕事ができることは、本当にラッキ―なことだと感じています。

<次回作は日本が舞台…?!>

インタビュー|写真7

■『ジョン・ウィック』は、第4作目の制作も発表されていますよね。このシリーズ化は以前から決まっていたことなのでしょうか?

チャド:いいえ。実は『ジョン・ウィック』の1作目の段階ですら、シリーズ化する予定はなかったんです。決してハッピーエンドではなかったけれど、世の中には良い日もあれば悪い日もあるから、『ジョン・ウィック』の場合“バッドデイ”で終わらせるのがクールだって感じていたんですよね。

それからご縁があって2作目を制作した時も、これ以上のシリーズについては考えていなかった。けれど僕は、“ジョン・ウィック”というキャラクターが、自分の人生の為に、まだ諦めずに生きたがっていることに気付いたので3作目以降の制作を決意しました。だからこれからも彼の物語は続いていくし、まだまだ未完成な部分も沢山あるんです。僕とキアヌはこれからキャラクターがどのように進んでいくのか見届けたいと願っています。

インタビュー|写真28

■次回作について、お2人がすでにアイディアをお持ちでしたらヒントをいただけないでしょうか…?

チャド:あるにはあるのだけれど、話しちゃって良いのかな…?(笑)

キアヌ:そうだね…(笑)
実は僕たちいくつかのアイディアを既に持っていて、再びイメージボードでの作業に取り掛かかっているのだけれど…。もし1つ話せることがあるとするなら、僕たちはすごく日本に惹かれていて、次回作の舞台として登場する“かも”しれないということです。

チャド:例えばジョン・ウィックの過去と日本が絡むような話を作って、日本の素晴らしいカルチャーをストーリーに付け加えることができたら面白いと感じているんです。もしできたらの話ですけどね。

とはいえ、日本を舞台にしたいと思っても簡単にはいかないのです。色んな手続きが必要になると思うから、日本政府に掛け合ってくれたらすごく助かります(笑)

インタビュー|写真14

ジョン・ウィックを取り囲むメインキャラクター

シリーズお馴染みの顔ぶれはもちろん、『ジョン・ウィック:パラベラム』から登場する新キャラクターを紹介。キャラクター関係をしっかりと頭に入れてから、シアターへと足へ運ぼう。

<新キャラクター>

インタビュー|写真22

ソフィア(ハル・ベリー)
ジョンに過去の因縁を持つ謎の女性。ジョンとはかつて“血の誓印”を交わした。
*誓印…殺し屋界のルールで約束事をする際にする。

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