資生堂(SHISEIDO)が静岡に展開する資生堂アートハウスにて、展覧会「春を詠う、春に詠う -詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸-」が、2020年1月16日(木)から4月12日(日)まで開催される。
太陽が力を取り戻し、草木に緑が芽吹く。地上に生命感が息を吹き返す春の訪れは、美術や文学において大きな着想源であり続けてきた。「春を詠う、春に詠う -詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸-」は、資生堂アートハウスの収蔵品から春にちなんだ作品を選び、詩歌とともに紹介する展覧会だ。
会場では、上村松篁《春静》や奥村土牛《猫》など、季節の風物を題材にとることの多い日本画をはじめ、牛島憲之《花曇る》といった日本人の筆による洋画を展示する。さらに絵画のみならず、漆芸や陶芸、人形などの工芸品も多彩に織り交ぜ紹介。田村耕一の陶芸作品《青磁椿壺》などを楽しめる。
併せて紹介される詩歌は、うつろう季節を繊細に読み留めた和歌のみならず、俳句、漢詩、現代詩とさまざま。美術と文学とがともに織りなす、春の訪れに浸ってみては。
【詳細】
展覧会「春を詠う、春に詠う -詩歌と愉しむ美術 日本画・洋画・工芸-」
会期:2020年1月16日(木)~4月12日(日)
休館日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合も休館)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:資生堂アートハウス
住所:静岡県掛川市下俣751-1
入場料:無料
【問い合わせ先】
資生堂アートハウス
TEL:0537-23-6122