特別展「桜 さくら SAKURA 2025 —美術館でお花見!—」が、東京の山種美術館にて、2025年3月8日(土)から5月11日(日)まで開催される。
春、桜が咲き誇る華やかさと、散ってゆく儚さは、古来日本の人々を魅了してきた。こうしたなか、桜は詩歌に詠まれ、調度や衣装などの文様に取り入れられるばかりでなく、絵画にも描かれている。近代や現代の日本画においても、桜は多くの画家が取り上げたモチーフであった。
特別展「桜 さくら SAKURA 2025 —美術館でお花見!—」は、山種美術館の所蔵作品を中心に、桜を描いた日本画の名品を紹介する展覧会。しだれ桜を柔らかな色合いで描いた奥村土牛《醍醐》や、渓谷に咲く山桜を捉えた川合玉堂《春風春水》をはじめ、横山大観《山桜》、渡辺省亭《桜に雀》、川端龍子《さくら》といった作品を展示する。
また、本展では、淡い月明かりに照らされた夜桜にも着目。速水御舟の《あけぼの・春の宵のうち「春の宵」》や 《夜桜》など、日差しのもとで咲き誇る桜とは異なる表情を描いた作品を目にすることができる。
特別展「桜 さくら SAKURA 2025 —美術館でお花見!—」
会期:2025年3月8日(土)~5月11日(日)
会場:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月5日(月・祝)は開館)
入館料:一般 1,400円(1,200円)、高校・大学生(春の学割) 500円、中学生以下 無料(付添者の同伴が必要)
※障がい者手帳、被爆者健康手帳の提示者および介助者(1名)は、一般 1,200円(1,000円)
※( )内は前売料金
※きもの特典:きものでの来館者は、一般200円引き
※複数の割引・特典の併用不可
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