KADOKAWAが、埼玉県所沢市と進める再開発プロジェクト「ところざわサクラタウン」にイベントホール「ジャパンパビリオン」が誕生。2020年秋より開業予定だ。
「ジャパンパビリオン」は、スタンディング時で1,800名を収容する「ホールA」と、シアター形式で着席200名の「ホールB」で構成される、イベントホール。大規模eスポーツ大会から、2.5次元ミュージカル、ライブコンサート、映画上映(デジタル対応スクリーン)まで、様々な用途に対応する。
ホールAは、スタンディングで最大1,800人、シーティングで最大650人を収容可能な大ホール。eスポーツ大会、2.5次元ミュージカル、ライブコンサートなどあらゆるイベントに対応可能だ。
長丁場のミュージカルでも、最後まで居心地よく作品に集中できるようにと、椅子は、仮設ながらもクッション性にこだわったもの。左右に十分すぎるほどの換気窓が設置されているので、空気がこもることなく、快適なままエンディングまで楽しめる。
シネマコンプレックス同様のデジタルシネマパッケージ(DCP)を採用したホールB。映画が上映できるほか、演劇や朗読劇、ファンイベント、ビジネス向け講演会などにも対応する。
前方3列は仮設シートとなっており、その椅子を外せばさらに広く舞台設計ができるので、よりファンと一体感あるイベントも開催可能。それぞれのシートに折り畳みの簡易テーブルが付属するのも嬉しいポイントだ。
その他にも「ジャパンパビリオン」の魅力は多数。例えば、並びがちな女性用トイレは2か所に設置しており、出口と入口が別箇所に設置された一方通行のつくりになっている。また、大型コインロッカーや、換気性を高める10カ所の扉、サイン会やアフターイベントに適したホワイエなど、あらゆるイベントを快適に過ごすことを想定した設備が整っている。
場所は、ところざわサクラタウン内でひと際存在感を放つ「角川武蔵野ミュージアム」や武蔵野坐令和神社に隣接する場所。なお、イベントに応じたグッズは、敷地内にあるダ・ヴィンチストアにて販売されている。
【詳細】
ジャパンパビリオン
開業時期:2020年秋ごろ
※2020年7月17日(金)を予定していたが延期となった。
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31番地3