人気コミック『ホムンクルス』が、主演に綾野剛×監督に日本ホラー界の巨匠・清水崇を迎え実写映画化。2021年4月2日(金)に全国の劇場で公開される。
山本英夫による原作『ホムンクルス』は、2003年から2011年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載された後、累計発行部数400万部を突破した“伝説的カルトコミック”。物事の本質に迫り"人間の正体"をリアルにあぶり出した、衝撃的サイコミステリーを、『呪怨』シリーズや『犬鳴村』を代表作に持つ、日本ホラー界の巨匠・清水崇が映像化する。
物語の主人公となるのは、記憶も社会的地位もなくしたホームレスの男・名越進。頭蓋骨に穴を開ける実験「トレパネーション」を受けたことで、自身の左目に、人間の心の歪みや闇が“ホムンクルス”という異形となって見える、特殊能力を持つことになる。そして、それはやがて、自らの記憶に隠された衝撃の真実と共に、狂った運命の歯車までもが動き出していくことになるのだったー。
視覚効果にこだわり、VFXシーンを使って表現された異形たち=ホムンクルスたちの姿にも注目だ。
そんな主人公・名越進役を務めるのは、映画『ドクターデスの遺産-BLACK FILE-』での主演が記憶に新しい綾野剛。映画の出演に当たっては、「僕が山本英夫先生の漫画の世界に初めて触れた時、今までに出会った事のない感覚や悍ましさ、人間の奥底に眠る境地がそこにありました。映像作品となる本作にもその世界は確かに存在しました。世界は瞳に映るモノ、見えているモノが全てでは無いという事実をお届けします。」とコメントを寄せている。
また主人公を取り巻く、登場人物には豪華キャストが抜擢。『窮鼠はチーズの夢を見る』の成田凌や『愛がなんだ』の岸井ゆきのら人気俳優が、一癖も二癖もあるキャラクター達を演じる。
医学生・伊藤学役(成田凌)…主人公・名越に、頭蓋骨を開ける“トーパネーション”を勧める謎めいた男。
“謎の女”役(岸井ゆきの)…名越との出会いをきっかけに、自分の過去と向き合うことになる。
女子高生役(石井杏奈/E-girls)…主人公に関わっていくことになる女子高生。
ヤクザの組長役(内野聖陽)…名越の特殊能力によって、意外な深層心理を見られてしまう。