細田守監督によるアニメーション映画『時をかける少女』が、4DX版で期間限定上映。『時をかける少女 4DX』として、2021年4月2日(金)より公開される。
『サマーウォーズ』(09)、『バケモノの子』(15)、『未来のミライ』(18)といった話題作をはじめ、2021年に最新作『竜とそばかすの姫』の公開も控えているアニメーション映画監督・細田守。中でも彼の代表作として知られる『時をかける少女』(06)は、‟タイムリープ”を題材にした人気青春アニメーション。当時わずか6館の劇場公開から全国へと驚異的に広まった伝説的作品が、細田の企画制作会社「スタジオ地図」の10周年を記念して、4DX版となり蘇る。
もとは筒井康隆の小説を、細田守監督が再構築したという本作は、過去に飛べる能力を手にした女子高校生・真琴が主人公。当初はその力を駆使して、好き放題に高校生活を楽しんでいた真琴だったが、この「タイムリープ」には限界があることを知る。青春のひと夏に見つける友情、そして恋心。自分の過去を何度もやり直していくうちに、‟人生のかけがえのない時間”の意味を見出す真琴の選択とは―?
なお上映される4DXとは、「体感型(4D)」を演出するための最新劇場上映システムのこと。座席が作品中のシーンと完璧に連動し、前後上下左右へ稼働。また、風、水(ミスト)、香り、煙など、各種演出も体感できるアトラクション効果も搭載しているため、よりリアルでパワーアップした作品の世界観を楽しむことができる。
なお当時16歳で、本作の主人公・紺野真琴の声優を務めた仲里依紗からコメントも到着。「私にとって大切な作品である『時をかける少女』が 映画館に帰ってきます!しかも、4DX! 私も体感しに劇場に行きたいと思います。 今からとても楽しみです。」と、映画再上映に喜びの声を寄せている。
高校2年生の紺野真琴は、理科実験室に落ちていたクルミをうっかり割ってしまったことがきっかけとなり、時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れる。彼女はさっそく「タイムリープ」の力を試すべく、妹が食べてしまったプリンを食べにいく。 自分が“飛べる”ことを確信した真琴は、男友達の間宮千昭や津田功介とカラオケでノドが枯れるまで歌ったり、3人で何度も野球をして好プレイを連発してみたり…。何気ない日常を思う存分満喫するのだった。
何があっても大丈夫、また戻ればいい、何回でもリセットができる。そんな楽しい毎日が続くはずだった。千昭が真琴に「俺とつきあえば?」と告げるまでは。Time waits for no one.(時は人を待たない)。
「タイムリープ」を繰り返し、残り回数が底をついたとき、真琴は自分にとって一番大事なかけがえのない時間がそこにあったことに気づくのだった…。
【詳細】
『時をかける少女 4DX』
公開日:2021年4月2日(金)~全国4DX シアターにて期間限定公開
※一部劇場を除く。
監督:細田守
原作:筒井康隆
脚本:奥寺佐渡子
声優:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵
配給:スタジオ地図 LLP ユナイテッド・シネマ
■入場者特典
イラスト入りミニクリアファイルを、入場者に先着プレゼント。