展覧会「下絵と素描に見る上村松園─珠玉の絵画を求めて─」が、奈良の松伯美術館にて、2021年8月7日(土)から10月24日(日)まで開催される。
近代京都画壇を代表する日本画家、上村松園。「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」(上村松園著『青眉抄』より)と自ら記した松園は、京都の風俗や歴史、謡曲の物語などに取材し、格調高い美人画の数々を手がけた。
展覧会「下絵と素描に見る上村松園─珠玉の絵画を求めて─」では、松伯美術館が所蔵する上村松園の下絵や素描を通して、「珠玉の絵画」を追求した理想の美を紹介。
初期の作品から、《序の舞》や《花がたみ》、《焔》、そして絶筆《初夏の夕》までの約60点の大下絵を制作年順に一堂に展覧し、松園の制作の過程をたどる。
展覧会「下絵と素描に見る上村松園─珠玉の絵画を求めて─」
会期:2021年8月7日(土)〜10月24日(日)
会場:松伯美術館
住所:奈良県奈良市登美ヶ丘2-1-4
休館日:月曜日(8月9日(月・休)、9月20日(月・祝)は開館)、8月10日(火)、9月21日(火)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:00まで)
入館料:大人(高校生・大学生を含む) 820円、小学生・中学生 410円
※20名以上は団体割引1割引
※障がい者手帳の提示により本人と同伴者1名まで2割引
【問い合わせ先】
松伯美術館
TEL:0742-41-6666