特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」が、奈良国立博物館 東新館にて2022年2月5日(土)から3月27日(日)まで開催。東京展に続く開催となる巡回展だ。
特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」は、奈良・三輪山の大神寺にかつてあった国宝「十一面観音菩薩立像」や、国宝「地蔵菩薩立像」などの仏像と、仏教伝来以前の日本の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品を紹介する展覧会。自然そのものを拝み、三輪山を御神体とする“三輪山信仰”を象徴する仏像や史料が揃う。
注目の国宝「十一面観音菩薩立像」は、奈良国立博物館で公開されるのは24年ぶり。奈良時代に造られた天平彫刻の最高傑作ともいえる名作の、すらりとした佇まいや威厳のある表情などを、360度様々な角度から観覧することができる。
また、大神神社の神宮司である大御輪寺に、聖林寺の「十一面観音菩薩立像」とともにかつて安置されていた国宝「地蔵菩薩立像」や、「日光菩薩立像」「月光菩薩立像」なども展示。これらの仏像が一堂に会すのは約150年ぶりとなる。
【詳細】
特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ―三輪山信仰のみほとけ」
会期:2022年2月5日(土)~3月27日(日)
会場:奈良国立博物館 東新館
住所:奈良県奈良市登大路町50番地
休館日:2月7日(月)・21日(月)・28日(月)・3月22日(火)
開館時間:9:30~17:00(土曜日は19:00まで)
※入館は閉館の30分前まで。
観覧料金:一般 1,400円(1,200円)、高大生 1,000円(800円)、小中生 500円(300円)
※( )は前売料金。
※前売券の販売は2021年12月6日(月)~2022年2月4日(金)まで。
※障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)持参者(介護者1名を含む)、奈良博プレミアムカード会員(1回目及び2回目の観覧)は無料(要証明)。
※奈良国立博物館キャンパスメンバーズ会員(学生)は400円、同(教職員)は1,300円で当日券を購入可能(要証明)。詳細は、奈良国立博物館公式サイトなどに記載。
※観覧当日に証明書・会員証などの提示が必要(一般と小学生以下を除く)。
※団体料金はなし。
※館内が混雑した場合は、入場を制限する場合あり。
※本展の観覧券で、同日に限り、特別陳列「お水取り」、特集展示「新たに修理された文化財」(3月1日(火)~)、名品展(なら仏像館・青銅器館)も観覧可能。
■特別チケット
・トートバッグ付前売券 1,900円
販売期間:2021年12月6日(月)~2022年2月4日(金)
販売場所:ローソンチケット ※詳細は展覧会公式サイトにて順次告知。
限定枚数:200枚(先着順)
・研究員レクチャー付き夜間特別鑑賞チケット 2,500円
販売期間:2021年12月6日(月)~2022年2月4日(金)
販売場所:イープラス ※詳細は展覧会公式サイトにて順次告知。
限定枚数:90枚 ※先着順
実施日:2022年2月11日(金・祝) 16:00~18:00
※当日参加できなかった場合は、会期中に1回のみ本展を鑑賞可能。
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5542-8600