企画展「テクテクテクネー:技法でひらく想像世界」が、長崎県美術館にて2022年4月9日(土)から6月5日(日)まで開催される。
企画展「テクテクテクネー:技法でひらく想像世界」は、芸術作品の制作過程や方法にフォーカスし、1つ1つのアート作品を形作る表現の特質に迫る展覧会。テクテクと展示室を歩いていくと多彩な“テクニック&テクスチャー”を駆使し、様々な知識=“テクネー”を凝縮した作品の数々と出会うことができる。
会場には、長崎県美術館のコレクションを軸に、九州圏内の美術館やアーティストの所蔵作も多数織り交ぜつつ、絵画・版画・写真・彫刻など多様なジャンルの作品を「顔」「花」「水」「音」「黒」のテーマに沿って紹介。身近な存在を表現した作品から、形のないものを描写した抽象的な作品に至るまで、想像力を自由にはばたかせながら作品鑑賞を楽しめる。
例えば、児島善三郎の《ミモザその他》や荒木十畝の《早春》など、「花」をテーマにした作品はその技法にフォーカス。それぞれの「花」に息づく表現の独創性や醍醐味に迫っていく。
また、“水”を起点に生み出された多彩な表現も紹介。常に形を変え続ける水の姿を油彩画で表現した菊畑茂久馬の《海道 九》、立体作品で水をとらえようとした青木野枝の《雲谷/長崎》といった作品からは、身近な存在である水の持つエネルギーを感じ取ることができる。
【詳細】
企画展「テクテクテクネー:技法でひらく想像世界」
会期:2022年4月9日(土)~6月5日(日)
会場:長崎県美術館 企画展示室
住所:長崎県長崎市出島町2-1
TEL:095-833-2110
開館時間:10:00~20:00(最終入場 19:30)
休館日:4月11日(月)、25日(月)、5月9日(月)、23日(月)
観覧料:一般 800(600)円、大学生・70歳以上 600(400)円、高校生以下無料
※( )内は前売りおよび15名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は無料
※前売券の販売は4月8日(金)まで
※こどもの日割引につき、5月3日(火・祝)~5日(木・祝)の3日間は、当日料金の半額で入場可能