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元スチャダラパー亀井雅文の個展「アイがある」、代官山で開催

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2013年12月20日(金)より、東京・代官山にあるGALLERY SPEAK FORにおいて、アーティスト、亀井雅文による個展「アイがある」が開催される。

元スチャダラパー亀井雅文の個展「アイがある」、代官山で開催 | 写真
©Masafumi Kamei

亀井雅文は、桑沢デザイン研究所と武蔵野美術大学造形学部油絵学科出身のアーティスト。桑沢デザイン研究所在学中に、スチャダラパーのオリジナルメンバーとして活動した。油絵具のオーソドックスなニュアンスと精緻な筆づかいで描かれる、古着や日常の断片など、音楽カルチャーをバックボーンのひとつにしている亀井による新感覚の写実的な油彩画は、「GEISAI」での受賞などアート界でも評価を高めてきた。その一方で彼は、独自のアクリル画も追究し展開し始めている。

迷彩柄からインスピレーションを受けたという、ポップな意匠と和洋をミックスした色彩ハーモニー。脳内リズムをアップテンポに転調させるような抽象的アプローチで、しかも板パネル上へこんもりと盛りつけられる絵具が、凹凸やツヤなどリアルな物体感をアピールしている。アクリル絵具の樹脂性を活かしつつオリジナル比率で調合、ゴム筆によって描き進めるという手法は、軽快な描画らしからぬ半レリーフ的な仕上がりを実現し、当たる光によって表情が変わる陰影が、伏流のごとき味わいに。さらに印刷紙などを張り合わせるコラージュ表現も取り入れることにより、主に過去を主題とした写実画とは別チャンネルで、今を主題にしたライブ感溢れるコミュニケーションを創る。

2013年6月の個展でそのアクリル画シリーズを初めて公開し、多くの反響を呼んだ。本展はそれに続き、さらに広く彼の最新成果を披露するものとなる。タイトルどおり、多くの絵では「目」がキーアイコンに用いられ、絵のなかの目でそれを見る者たちの目をつかみつつ、彼の現在へと誘う。大小の描きおろしアクリル画、約30点を展示・販売する他、開催初日にはトークイベント、新作Tシャツやバッグ、マグカップなどのオリジナルアイテムも販売する。

【展覧会情報】
亀井雅文 アイがある
会期:2013年12月20日(金)~2014年1月15日(水)
会場:GALLERY SPEAK FOR
住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR B1F
TEL:03-5459-6835
開館時間:11:00~19:00 (最終日のみ ~18:00)
休廊:木曜・年末年始 ※12月26日(木)~1月4日(水)と1月9日(木)は休廊
イベント:ギャラリートーク : 12月20日(金)18:30~19:00
作品解説=亀井雅文 聞き手=Bose(スチャダラパー)

■亀井雅文について
1968年、静岡県生まれ。桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科、武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。桑沢在学中に「スチャダラパー」のオリジナルメンバーとして活動した。また、ナイチョロ亀井として現「かせきさいだぁ」のDJを担当。その後会社勤務を経て、大学で正式に美術を学びアーティストへの途を志す。「GEISAI#14」にて中村ヒロキ賞を受賞。スチャダラパー副読本「余談」の装画を手がけるなど幅広く活動中。最近のおもな個展に「タテ ヨコ ナカミ」('11年、GALLERY SPEAK FOR)「CAMOかも。」('13年、富士市 HINA-KAGU)がある。
http://m-kamei.com/

Photos(1枚)

元スチャダラパー亀井雅文の個展「アイがある」、代官山で開催|写真1

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元スチャダラパー亀井雅文の個展「アイがある」、代官山で開催|写真1

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