植島美術館(UESHIMA MUSEUM)の分館「ウエシマミュージアム アネックス(UESHIMA MUSEUM ANNEX)」が、2025年1月15日(水)、東京・千駄ヶ谷に開館。これに合わせて、今津景の展覧会を、2025年3月30日(日)まで開催する。
同時代性をテーマに、ゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホル、オラファー・エリアソン、塩田千春、奈良美智など、国内外の幅広い現代アーティストの作品を所蔵する植島美術館。2024年6月、東京・渋谷にオープンした同館に続き、分館のウエシマミュージアム アネックスが開館する。
ウエシマミュージアム アネックスの開館とともに、現代日本を代表する美術家のひとり、今津景(いまず けい)の展覧会を開催。1980年山口に生まれた今津は、インターネット上で収集した画像を、画像編集ソフトを使って加工・構成し、その下絵に基づいて油彩画を描いてきた。現在はインドネシア・バンドゥンを拠点としており、同地の自然、宗教、文化、歴史にふれることで、自身のルーツを捉え直した作品も手がけている。
本展では、今津作品のなかでも最大級の《⽣き残る》をはじめ、植島美術館が所蔵する今津作品12点をすべて公開。活動初期にあたる2000年代後半から現在まで、約20年にわたるキャリアを大まかにたどる展示となっている。
ウエシマミュージアム アネックス
開館日:2025年1月15日(水)
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-16-5 MUPRE北参道 3F
開館時間:11:00〜17:00(入場は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日に休館)
入館料:一般 600円、中学・高校生 400円、小学生以下 無料
※日時指定ウェブチケット制
■今津景展
会期:2025年1月15日(水)~2025年3月30日(日)