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企画展「わたしたちの絵 時代の自画像」平塚市美術館で - 現代社会の自己や諸問題に着目した作家を紹介

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神奈川の平塚市美術館では、企画展「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」を、2022年10月1日(土)から11月27日(日)まで開催する。

同時代をうつす美術作品

田中武《斉唱~神7の唄~》2017年 作家蔵
田中武《斉唱~神7の唄~》2017年 作家蔵

近年、社会を批判し、タブーに対して異議を唱える作品が論議を呼ぶ一方、さまざまな立場で社会と向き合う現代作家による作品には、人びとが社会でふと感じる生きづらさや違和感に光をあて、見る者に寄り添うものがあるだろう。

松本亮平《鶴の行列》2022年 個人蔵
松本亮平《鶴の行列》2022年 個人蔵

企画展「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」では、現代社会に生きるなかで自らを見つめ、あるいは社会の諸問題に向き合って制作する現代作家に着目。その作品に時代的な共通性を探るとともに、人間の営みと直結してきたはずの美術の役割を再考する。

谷原菜摘子《Family Portrait》2017年 札幌宮の森美術館蔵
©Natsuko Tanihara, courtesy of MEM
谷原菜摘子《Family Portrait》2017年 札幌宮の森美術館蔵
©Natsuko Tanihara, courtesy of MEM

会場では、自らを見つめ、困難な時代を生きる人びとの姿を表現した石田徹也、大木雄二、佐藤忠、重野克明、村上早、谷原菜摘子、山本雄教、そして環境やごみ問題、エコロジー、原発など、現代を生きる人びとを取り巻く諸問題を扱った石川美奈子、五島三子男、田中武、松本亮平、養田純奈、米山幸助を取り上げる。

展覧会概要

企画展「市制90周年記念展 わたしたちの絵 時代の自画像」
会期:2022年10月1日(土)〜11月27日(日)
会場:平塚市美術館
住所:神奈川県平塚市西八幡1-3-3
開館時間:9:30〜17:00(最終入場は16:30)
休館日:月曜日(10月10日(月・祝)は開館)、10月11日(火)
観覧料:一般 900円、高大生 500円
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳の所持者および付添者1名は無料
※65歳以上の平塚市民は無料、市外在住者は2割引

■同時開催
・「現代日本画 コレクションのあゆみ
会期:2022年10月29日(土)〜2023年2月19日(日)

【問い合わせ先】
平塚市美術館
TEL:0463-35-2111

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