映画『アムステルダム』が、2022年10月28日(金)より公開される。監督はデヴィッド・O・ラッセル。
アカデミー賞の常連、デヴィッド・O・ラッセル監督の最新作『アムステルダム』の舞台は、1930年代のニューヨーク。第一次世界大戦時の戦地で出会い、アムステルダムの地でともに過ごした医師のバート、弁護士のハロルド、負けん気が強いヴァレリーの3人は、ある殺人事件の濡れ衣を着せられ、容疑者に。《何があっても守り合う》と誓っていた3人の親友は、事件に巻き込まれていく中で、やがて“世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀”の中心にいる事に気が付いてしまう─。
デヴィッド・O・ラッセルと言えば、アカデミー賞 ノミネーション数が、『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』の3作品で25部門にも及ぶ名監督。7年ぶりの新作『アムステルダム』では、史実とフィクションを融合させた“ほぼ実話”の物語を軽快に描く。“世界の歴史を変えてしまう衝撃的な陰謀”とは、果たして何なのか?
映画『アムステルダム』のキャストには、豪華俳優陣が集結。クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、名優ロバート・デ・ニーロなど、アカデミー賞でお馴染みの面々が揃った。
<物語の主軸となる3人>
衝撃的な陰謀に巻き込まれ、世界の歴史を変えてしまう。
・ヴァレリー役...マーゴット・ロビー
生きる意味を込めた作品を生み出すミステリアスなアーティスト。負けん気の強い性格。かつて従軍看護士としてバートとハロルドの命を救う。「守り合う」という誓い通り、バートとハロルドの危機を救うべく奔走する。
演じるのは、『スキャンダル』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビー。
・バート役...クリスチャン・ベール
楽観主義な医師。復員軍人の治療に献身的に携わる、楽観的な医師。戦争で受けた体と心の傷を、様々な薬とユーモアで癒している。
『ザ・ファイター』『アメリカン・ハッスル』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)『バイス』のクリスチャン・ベールが演じる。
・ハロルド役...ジョン・デヴィッド・ワシントン
しっかり者の弁護士。バートの戦友で今でも唯一無二の友。困った人を見捨てられない正義感を持ち、バートと共にある陰謀に巻き込まれてしまう。
『TENET テネット』にも出演した、デンゼル・ワシントンの長男ジョン・デヴィッド・ワシントンがハロルド役を演じる。
<その他の登場人物>
・ギル役…ロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザー PART II』『タクシードライバー』『ディア・ハンター』『レイジング・ブル』『レナードの朝』『ケープ・フィアー』『世界にひとつのプレイブック』)
元軍人。退役軍人に大きな影響力を持ち、軍のカリスマ的存在。陰謀に巻き込まれた3人の運命を握る。
・トム役…ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)
資産家。弁護士のハロルドに“検死依頼人”を紹介した人物。何か重大な秘密を隠している様子も。
・イルマ役…ゾーイ・サルダナ(『アバター』)
バートと共に検死を行う有能な看護師。
・ヘンリー役…マイケル・シャノン(『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』)
アメリカ政府の諜報員。バートらと並行して、“巨大な陰謀”とその裏で暗躍する組織を追っている。
・ポール役…マイク・マイヤーズ(『シュレック』シリーズ)
ヘンリーと共に事件の真相に迫っていく、ヘンリーの相棒。
・リビー役…アニャ・テイラー=ジョイ(ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」)
トムの妻。
・クリス・ロック(第94回アカデミー賞授賞式で話題をさらったコメディアン)
・ティモシー・オリファント(『ダイ・ハード 4.0』)
・アンドレア・ライズボロー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
・テイラー・スウィフト(シンガーソングライター、『キャッツ』)
・マティアス・スーナールツ(『リリーのすべて』)
・アレッサンドロ・ニヴォラ(『ジュラシック・パーク III』)
日本語版の声優として、アニメーション作品やハリウッド大作、舞台などで活躍するベテラン声優陣が集結。クリスチャン・ベール演じるバート役は高橋広樹、マーゴット・ロビー演じるヴァレリー役は三石琴乃、ジョン・デヴィッド・ワシントン演じるハロルド役は田村真がそれぞれ声の出演を果たす。
〈日本語版声優キャスト〉
バート役(クリスチャン・ベール)…高橋広樹
ヴァレリー役(マーゴット・ロビー)…三石琴乃
ハロルド役(ジョン・デヴィッド・ワシントン)…田村真
ギル役(ロバート・デ・ニーロ)…佐々木勝彦
トム役(ラミ・マレック)…三上哲
リビー役(アニャ・テイラー=ジョイ)…豊崎愛生
イルマ役(ゾーイ・サルダナ)…木村涼香
ベアトリス役(アンドレア・ライズボロー)…加藤美佐
ミルトン役(クリス・ロック)…細川祥央
ヘンリー役(マイケル・シャノン)…谷昌樹
ポール役(マイク・マイヤーズ)…多田野曜平
ゲトワイラー刑事役(マティアス・スーナールツ)…斉藤次郎
ヒルツ刑事役(アレッサンドロ・ニヴォラ)…赤坂柾之
リズ役(テイラー・スウィフト)…岸本望
デヴィッド・O・ラッセルにとって7年ぶりの新作映画となる『アムステルダム』。ラッセルは作品について、「この作品は衝撃的で魅力的な歴史に基づいていますが、物語の中心には素晴らしい友情、つまり、人々が人生で本当に愛する友情が存在することを望んでいました。どんな状況でもお互いを気遣う友人たち、それが彼らの友情の原動力でした。そして、それぞれの登場人物の過去を具体的に描くことで、その時点までの人生を具体的に描いた人物にしました。どんな困難があっても、人生を愛し、生きる術を知っているキャラクターたちです。それが私にとってのヒーローなのです」と語っている。
【詳細】
映画『アムステルダム』
公開日:2022年10月28日(金)
監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロ、ゾーイ・サルダナ、マイケル・シャノン、マイク・マイヤーズ、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズボロー、テイラー・スウィフト、マティアス・スーナールツ、アレッサンドロ・ニヴォラ
製作:アーノン・ミルチャン、クリスチャン・ベール 他
撮影監督:エマニュエル・ルベツキ
編集:ジェイ・キャシディ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン