2002年、ハイダー アッカーマンが自身の名を冠したブランド「ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)」を発表。20年秋冬から自身のブランドを休止。
ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)はフランス人のデザイナー、また、かつて存在していた、ベルギーのアントワープを拠点にしたファッションブランド。
デザイナーのハイダー・アッカーマンは、1971年コロンビアのサンタフェ・デ・ボゴタで生まれる。生後、フランス人一家の養子となる。養父の仕事の関係で一家はさまざまな国を飛び回り、エチオピア、フランス、アルジェリア、オランダ等などで幼少期を過ごした。さまざまな文化に触れしだいにファッションに興味を持ち出し、やがてファッション業界で生きていくことを決意。
1994年、高校卒業後、アントワープのアントワープ王立美術アカデミーに入学。在学中にジョン ガリアーノのアトリエでインターンとして働く。経済的な理由もあり王立アカデミーを3年で中退するが、その後、王立アカデミーの恩師であるウィム ニールスのアシスタントの職を得る。彼の元でメンズ・レディースのコレクションに携わり経験を積んだ。
ラフ シモンズをはじめデザイナーや友人の強力も得つつ、準備期間の後、初めて自費で2002年秋冬コレクションをパリで発表。エッジの利いた細く、綺麗なシルエットはすぐに世界中のバイヤーやファッション誌エディターの目にとまり、注目を集める。また、イタリアの革メーカーのルッフォ リサーチの目にとまり、200年春夏、年秋冬シーズンにコレクションを担当。この時期は自身のブランドとルッフォのコレクションの2つのコレクションを平行して行った。
2005年、2006年春夏コレクションよりBVBA32グループに入り、レディースコレクションを発表する。2010年秋冬のピッティで初のメンズコレクションを発表する。
2016年、ベルルッティの新クリエイティブ・ディレクターにハイダー・アッカーマンが就任。2018年、ハイダー・アッカーマンがベルルッティを退任。
2020年秋冬シーズンを最後にブランド「ハイダー アッカーマン」を休止。
2024年、カナダグースのクリエイティブディレクターに就任。