2000年秋冬パリで「ルッツ」のコレクションを発表。
ルッツ ヒュエルはフランスを拠点とするファッションブランド。
ルッツのファッションはモダンでミニマル、そして実験的な美学を特徴としている。
伝統的なスタイルを基盤におきながらも、想像もできないようなデザインや装飾の要素を取り入れる。マルジェラの影響を受けてか、再構築、脱構築(デコンストラクション)的な手法を取り入れている。ヴィンテージアイテムなどを使用したカスタム制作も行っている。近年は天然繊維やオーガニックウールなどの素材を使用していることが多い。
創業者のルッツ・ヒュエル(Lutz Huelle)はドイツのケルン近くの村に生まれる。セントマーチンズを95年卒業。卒業後95年からマルタン・マルジェラ(メゾン マルジェラ)のアトリエのパリのアトリエで研修生となる。後にマルジェラのアシスタントを務める。ここでニットと「アルティザン風ライン(ヴィンテージものや有り合わせのものを使用したデザイン)」の作成を主に手伝う。
2000年自身の会社を設立し、初めてのウィメンズコレクションを2000年秋冬パリで発表。当初は「ルッツ(LUTZ)」というブランド名で展開していたが、創業者の名前「LUTZ HUELLE」をブランド名にしている。