1884年、ビクトリノックス創業。
ビクトリノックス(VICTORINOX)は、スイスのナイフメーカー。
ブランド名の「ビクトリノックス(VICTORINOX)」は、カール・エルズナーの母のクリスチャンネーム「ビクトリア(VICTORIA)」と、1921年に発明されたステンレススチールの国際的な名称である「イノックス(INOX)」を組み合わせたものに由来している。
創業者のカール・エルズナーが1884年にスイス・イーバッハでアーミーナイフのワークショップを開くことが始まり。
1891年、ソルジャーナイフを開発し、これがスイス陸軍に納入されたのがきっかけで、ビクトリノックスは有名になる。
現在のビクトリノックスの原型となる、ポケットツールがついたオフィサーナイフを開発。すぐに人気を得、1897年にはオフィサーナイフの特許を取得する。
1909年にはコピー商品と区別するために、赤いハンドルにスイスメイドの証であるスイスの国章を刻印することになる。
1921年、会社名をビクトリノックスに変更。
1984年、創業100周年を迎える。
1999年、トラベルや時計も手掛けるなど事業を拡大。
2001年にはアパレル事業にも参入する。ダウンジャケットやコートなど機能的なアウトドア、スポーツウェアを発売。
2005年、ビクトリノックスと同じくスイス陸軍にアーミーナイフを納入していたウェンガー(Wenger)を買収。ウェンガーは経営不振に陥っていたため。ウェンガーブランドはビクトリノックスから1ブランドとして現在も引き続き発売されている。
2008年、ロンドンのニューボンドストリートにヨーロッパ初の旗艦店をオープンする。
2009年、フレグランスを発売。2017年、「ビクトリノックス」がアパレル終了を発表。