2002年、モニカ・ボトキエが自身の名を冠したブランド「ボトキエ」を設立。
モニカ・ボトキエはニューヨーク、ブルックリン生まれ。ニューヨーク、マンハッタンを拠点にカメラマンとしてファッション産業で活躍。全国誌のSeventeen、Nylon、Surface、Fitnessなどを手がけた。
ボトキエ自身が十分な収納性があり、シックでかつ持ち歩けるものを探していて、結局は自分で自身の求めるものを作ろうと決断したことからバッグを作り始める。こうして「機能的、実用的、スタイリッシュなデザイン性、ディテールへのこだわり、日常で使用できる」をキーワードにボトキエのバッグ、トリガー(Trigger)が誕生。2002年に自身の名を冠したブランド「ボトキエ」を設立。
トリガー(Trigger)バッグの成功でハンドバッグのブランドとしての地位を確立。トリガーとはボトキエのバッグラインの一つで一番始めに世に出したライン。斜めにジッパーポケットが入っている。
上質なレザーを使用しているため丈夫で耐久性にも優れており、ラグジュアリーなイメージも持つが、同時にデザイン性も強く、いわゆるルイ・ヴィトン、グッチ、エルメス、コーチ(COACH)などの伝統とモノグラムが中心のバッグとは一線を画す。(実用的で普段使用できるが、デザイン性が強いためビジネスで使用するには難しいコレクションが多いかもしれない。)
実用性という意味ではバッグの内部にポケットや仕切りなどをうまく入れて、女性が使いやすいように工夫されている点、さまざまなタイプのカラーがあり自身の好みの色が選べる点も人気の一つとなっている。
2003年初めてバッグのコレクションを開催。
その後、新ラインとして「Sophie」「Sasha」「Devon」「Crosby」「Carlton」「Lala」「Bianca」を発表してゆく。2007年の春夏にはベルトのラインを発表。ハンドバッグ以外のコレクションはベルトが始めて。
ボトキエのバッグはニューヨークの女性のライフスタイルにマッチ。始めは、ファッション誌のエディターやモデルの間で話題になり、人気がジェシカアルバ、ビヨンセ、リンジーローハン、グウィネス・パルトロウなどいわゆるアメリカのセレブと言われる層にまで広がり、セレブが必ず持つバッグブランドとしての地位を獲得。
アメリカのバーニーズ ニューヨーク、ニーマン・マーカス、イギリスのハーベイ・ニコルズといった有名セレクトショップや高級百貨店で継続的に成功。ボトキエのバッグはアメリカだけに留まらずイギリス、北欧、日本を中心にワールドワイドで支持を集めている。
日本ではセレクトショップのエストネーション、フローレントなどで取り扱いがある。バッグの価格は6万~8万、ベルトは2万円程度となっている。