1977年、イタリアにて、「マンダリナダック」を創業。
マンダリナダック(Mandarina Duck)は、イタリアのファッションブランド。
マンダリナダックというブランド名の由来は、幸福と誠実の象徴でもある、東洋のカモ(Duck)からインスピレーションを受けてバッグを作りはじめたことから。カモは現在でもブランドのロゴマークに使用されている。
「イタリアと言えば、革製品」という流れがある中、あえてナイロン生地を使用したバッグがヒットして有名となる。軽く、丈夫、雨にも強く、時代の流れに合わせたカラフルでモダンなデザインが人気となった。
1977年、パオロ・トレントとピエロ・マンナートによりイタリアで創業。パオロ・トレントとピエロ・マンナートは幼なじみで、ビジネスパートナーで共同で1968年に会社(現在のFinduck group)を設立していた。
81年、トラベルラインのタンク(Tank)、88年には、機能性重視のレザーラインのヘラ(Hera)、99年、よりビジネス向けのラインのワーク(Work)と徐々にバッグのラインを増やしていった。2002年にバッグ以外の分野に進出、時計とアイウェア(サングラスなど)のラインをスタート、2004年にはコスメ(フレグランス・香水)のラインを立ち上げる。バッグを中心に現在は、財布、アパレル、時計、香水などを展開している。
また2004年に自動車で有名なBMWとコラボレーションでバッグとアクセサリーをデザインした。これはBMWが出す、MINIコンバーチブルのためにデザインされた専用ラゲージバッグ・セットで、「MANDARINA DUCK for MINI(マンダリナダックフォーミニ)」と呼ばれた。
2007年、ヨウジヤマモトとコラボレーションで、トラベルバッグやアクセサリーのライン「Y’s Mandarina moniker」を発表。これはマンダリナダックと山本耀司が共同でデザインした。