1994年、イタリアのペルージャに「カルペ ディエム(CARPE DIEM)」を設立。
カルペ ディエム(CARPE DIEM)はイタリアのファッションブランド。マウリツィオ・アルティエリ(Maurizio Altieri)が操業。
ブランド名のカルペ ディエムとは、古代ローマのホラティウスの言葉からきておりラテン語で「今、この瞬間を生きる」「その日を掴め」などの意味がある。アイテムは全てハンドメイド。ウォシャブル(洗い加工)を施したレザーシャツが代表作で、その他、シャツ、ブーツ、カットソーなどが人気。
マウリツィオ・アルティエリ(Maurizio Altieri)は、1966年、イタリアのローマ生まれ。10年間、世界中を放浪する。トルコ、タイ、スペイン、メキシコ等を回り、2年間はロンドンに、半年間はロサンゼルスに定住。
94年、イタリアのペルージャに「カルペ ディエム(CARPE DIEM)」を設立。95年靴とレザーのコレクションをスタート。ブランド名は、古代ローマのホラティウスの言葉(ラテン語)で「今、この瞬間を生きる」、「その日を摘め」等を意味する。商品は全て手作業で作っている。
1999年春夏より、布帛ライン「LMアルティエリ(LM Altieri)」を展開。ブランド名は自分の息子の名前が由来。このラインでは麻、絹あるいは、これらを原料とする織物を材料とする。ニット、カットソーなどに定評がある。縫製技術などディテールへの評価がとにかく高い。
2001年より、社名を「1+1=3(1 piu 1 uguale 3)」(ウノピュウノウグアーレトレ)に変更。同時にブランド名もカルペ ディエム(C DIEM)に変更。
2002年、“One piece”を基本コンセプトに「究極のミニマル」を追求したリネア(linea)コレクションスタート。さらにレザーを使用した、ハンドメイドブランドサルトリア(sartoria)を立ち上げる。
2006年、組織の拡大とともに、顧客との温度差に違和感を感じ、マウリツィオ・アルティエリの手で1+1=3での組織活動を停止する。彼は2015年、メメント・モリ(m_moriabc)が始動。カルペ ディエム活動停止後、5年以上の歳月をかけて美を追求した渾身の3型の木型をベースとするシューズを展開。
2017年秋冬シーズンより日本のSHIFFONが商標を保有し、デザイン・企画・生産・販売のすべてを一貫して行いっている。高度なクオリティは維持しつつ自社工場で生産を行うことで、マウリツィオの時期よりもリーズナブルな価格での展開を可能とした。
元wjk、現ジュン ハシモトのデザイナー橋本淳がマウリツィオ・アルティエリのデザインに感銘を受けたことがきっかけでカルペ ディエムで活動、その後wjk設立に至っている。またレーベルアンダーコンストラクションのデザイナー、ルカ・ラウリニもカルペ ディエムで生産管理などを経験し、その後、独立した。