2000年、シャーロットロンソンが創業。
シャーロット ロンソン(Charlotte Ronson)は、アメリカのニューヨークを拠点とするレディースファッションのブランド。コンセプトは、「キュート、セクシー、スポーティ、エレガンス(cute, sexy, sporty and elegance)」。10代後半から20代前半の女性に人気。
創業者でブランド名の由来ともなるシャーロット ロンソン本人は、ロンドンで生まれ、ニューヨークで育つ。義父はフォリナーのギタリストであるミック・ジョーンズ、実の父であるミック・ロンソンもギタリストとして有名、兄はDJのマーク・ロンソンというアーティストに強く関連する一家に生まれる。
彼女がしていたヴィンテージ系のTシャツやタンクトップなどの独特なスタイルに注目した友人が、彼女にアイテムの制作を依頼し、コレクションを制作。
2000年、自身の名を冠したブランド「C. Ronson(C.ロンソン)」を創立。70年代にインスピレーションを受けたコットンのTシャツ、 タンクトップとランジェリーの要素を組み合わせた人気のシリーズ「トゥーシーズ(tooshies)」、ウエッジヒールの靴などが注目を集める。2002年にはニューヨークにフラッグシップショップをオープンする。
2005年、日本のサンエー・インターナショナルと提携して、「シャーロット ロンソン(charlotte ronson)」をスタート。アジアに展開開始。「C.ロンソン」の方が「シャーロット ロンソン」よりスポーティーなイメージ。
シャーロット ロンソンは提携後、他のサンエーの提携ブランド(ジルスチュアート、ダイアン フォン ファステンバーグ、ケイト・スペード ニューヨークなど)と同様に店舗拡大などを進めた。これによりアジア地域をはじめグローバルで成長。ブランドとしてもよりハイエンドで洗練されたコレクションを提案するようになった。
2006年、ニューヨークコレクションにデビュー。シャーロット ロンソンのコレクションは高い評価を受ける。
人気デザイナーとなり、近年では大手量販店とのコラボレーションを発表。2008年にはUrban Outfittersと手掛けた「Play by C.Ronson」を発表。次いで2009年には、テキサス州ベースの大手量販店JC Pennyと共に「I [Heart] Ronson」を発表。
2010年よりサンエー・インターナショナルとの事業提携を解消。日本におけるディストリビューターとしてThe Wall Co.,Ltdと提携。これまでのライセンス商品展開をやめ、より洗練されたコレクションを日本で展開。