20世紀初頭、エトオール・ポリーニが創業。
ポリーニは高級靴知られているイタリアのブランド。2003S/Sよりプレタポルテコレクションをスタート。現在はアエッフェ社の傘下にあり、自社ブランドに加え、グループに属しているブランドのシューズ製造も手がけている。
ポリーニ(Pollini)は、20世紀初頭、エトオール・ポリーニがアドリア海の高級リゾート地であるリミニに近郊で婦人靴の製造を始めたことに始まる。クラフトマンシップが強く、足に優しい高品質な靴がイタリアの女性に支持される。
創業者の息子、ヴィットリオ・ポリーニとアルベルト・ポリーニが事業を受け継ぎ、1953年、ポリーニ社を設立。60年代に事業を拡大し、ブティックをイタリアの主要都市に展開し、その後、展開を他の欧州諸国、北米へと広げていく。2001年、アルベルタ フェレッティ、モスキーノ、ナルシソ ロドリゲス(ナルシソは後にグループから離れる)などを擁するアエッフェのグループに加わる。
2003年、ウェアのコレクションをスタート。2004A/Wシーズンよりトルコ出身のデザイナー、リファット・オズベック(Rifat Ozbek)がクリエイティブ・ディレクターに就任し、ウェア、アクセサリー、ライセンス管理までトータルで手がけることとなった。ファーストシーズンは、チベットにインスピレーションを受けたエスニックかつエレガントなコレクションを発表。2005A/Wにはフィリップ・トレーシーとコラボレート。
2007年、ディースクエアードと靴における製造ライセンスを締結。
2008年、ウェアを手がけるクリエイティブ・ディレクターにジョナサン サンダースが就任。同時にシューズ、バッグなどを手がけるアクセサリー・ディレクターにニコラス カークウッドが就任した。
2010年、ニコラス カークウッドはポリーニのクリエイティブ・ディレクターに就任。