2006年、ドイツのベルリンにてスタート。
グレッチェン(Gretchen)は2006年に設立されたベルリン発のアクセサリーレーベル。バッグを中心とした革小物などを展開している。
最高級の素材と高度な職人芸が調和し、そのスタイルの特徴はコスモポリタン、エレガント、ミニマリズム、デザインはシャープで独特なカット。
素材にはイタリアとスペインの上品な革の中でも質の高いものをセレクトして使用、細心の気配りと真心で丹念に作り上げられている。実際に手に取るとその驚くべき柔らかい革を実感できる。その他、革の手袋には、イタリアの上質なアニリンで仕上げた子羊と子ヤギの丈夫な皮を使用する。このように品質の高さにより、Gretchenのアイテムは長きに渡って使用できる。
デザイナーのアネ・クリスティン・ホフマン(Anne-Christin Kirsten Hofmann)はグレッチェンのバッグについて「個性的なスタイルを保ち、特別なものを見分ける確かな眼を持った女性に対するオマージュ」と語る。
アネ・クリスティンが「より少ないことはより多いこと(“weniger ist mehr“)」と語るように常に新しい解釈ができるように、純粋で明確なフォームの上に成り立っている。例えば抜き打ち穴、装飾的な縫い目や小さな鋲と金具といったような精巧なディティールが、独自のフォームを一つ一つのアクセサリーで、それぞれの個性が強調され最も輝けるよう集積されている。
【デザイナープロフィール】
アネ・クリスティン・ホフマン。1981年、ドイツのWetzlarに生まれる。伝統的家族経営の手袋製造者Otto Kesslerで育つ。幼少時代から、彼女の兄と革の置いてある倉庫で山積みの革や小さな革製品にまみれ、飛び跳ね回り遊んでいたという。
高等教育終了後、アネ・クリスティンは5年間ロンドンとマドリッドにおいて国際経営学を学ぶ。スペインのKroom-Dos-Diseñoでモード、デザインの知識を高める。2003年、ヨーロッパを離れ、ペルーとチリへ移住。自然で素朴な景観美と、学業期間の生き生きと活発な都市生活とが強いコントラストとなり、デザイン企画において多くのインスピレーションを受ける。
アネ・クリスティンが学業に就いていた当時、パートナーであるMichael Georg Schmittと共にアクセサリー会社を設立。
彼らのドイツをルーツとする背景に関連性を創出させるため、ブランド名はドイツの名前からドイツの古典的な名前で、“小さな真珠”という意味を持つ“Gretchen(グレッチェン)”とした。
ブランド名には、理念”素晴らしい女性のための、貴重で、極上で、類い稀なるアクセサリーを創造するために”という想いがこめられている。