アイルランドの西の海に浮かぶ小さなトンガリ島で、ニシツノメドリの女の子・ウーナと弟のババ、母親のパフィンたちが暮らしていた。ある日、気候変動による大きな嵐が発生し、故郷の島に住めなくなった動物たちがトンガリ島にやってくることに。個性豊かな生き物たちの中には、エトピリカという種類の鳥の女の子・イザベルもいた。慣れない環境に戸惑うイザベルが引き起こした“ある事件”を通じて、新たな友情が育まれていく。
アニメーション映画『パフィンの小さな島』は、アイルランドの名門アニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」の作品。絶滅危惧種に指定されている海鳥・ニシツノメドリにフォーカスし、気候変動や多様性といったテーマで描いた心温まる物語だ。原案は、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』や『ウルフウォーカー』などで監督を務めたトム・ムーアに加え、リリー・バーナードとポール・ヤングが担当。「カートゥーン・サルーン」が誇る2Dの手描きアニメーションで表現する。ゲスト声優は、上野樹里。