東京・恵比寿にあるMA2 ギャラリー(MA2 Gallery)では、企画展「キオクハトキカ」を2023年7月7日(金)から7月29日(土)まで開催する。
MA2 ギャラリーは、ディレクターの松原昌美がカテゴリーに関係なく良質な現代アートを選び抜き紹介しているギャラリー。企画展「キオクハトキカ」では、3人の現代アーティスト、榮水亜樹、藤堂、松原健による作品と、香川県発の家具メーカー「桜製作所」の家具を使い、“現代アート作品”と“家具”を組み合わせた作品空間を展開する。
家具を提供する桜製作所は、東京都現代美術館の展示室に設置されているスツールを製作したことでも知られるメーカーだ。今回の企画展では、そんな東京都現代美術館のスツールも登場。そのほか、アメリカの家具デザイナーであるジョージ・ナカシマと桜製作所との出会いから生まれた“ナカシマデザイン”の家具が展示室に並ぶ。
一方、現代アートを出品するのは、“無数の点を描く”絵画などの作品で知られる榮水亜樹、“切断した石の断面にガラスを埋め込む”といった作品を制作する藤堂、“記憶”をテーマにしたオブジェや映像作品などを展開している松原健の3名。世代の異なる3人のアーティストの作品と桜製作所の精緻な家具が織りなす独特な空間に注目だ。
【詳細】
企画展「キオクハトキカ」
会期:2023年7月7日(金)~7月29日(土)
時間:13:00~18:00
会場:MA2 ギャラリー
住所:東京都渋谷区恵比寿3-3-8
休館日:日・月曜日、祝日 ※火曜日は事前メールアポイント制
■出品作家
榮水亜樹、藤堂、松原健
【問い合わせ先】
TEL:03-3444-1133