シド…レイ・リオッタ
麻薬王。運び屋アンドリュー・カーター・ソーントン2世の雇い主。
『コカイン・ベア』のプロデュースを務めたのは、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』をはじめ数々のヒット作を手がけてきたフィル・ロード&クリストファー・ミラーの名コンビ。監督は、俳優としても活躍するエリザベス・バンクスが担当した。
舞台は、1985年のアメリカ。ジョージア州上空を通過するセスナ機には大量のコカインが積まれていた。運び屋アンドリュー・カーター・ソーントン2世は、雇い主の麻薬王シドの命令どおり、森にコカインの入ったバッグを投下するが、その直後、自分自身も誤って落下し、コカインの場所をシドに伝える前に死んでしまう。
テネシー州ノックスビルでは、TVのニュースで“空からコカインが降ってきた”との報道が。刑事のボブは、そのコカインがシドのもので、チャタフーチーのブラッド山近辺に残りがあると読み、長年に渡る因縁に決着をつけるべく1人でチャタフーチーへと向かう。
ミズーリ州セントルイスにいるシドは、行方知れずのコカインと、母親の死から立ち直れない息子のことで頭を悩ませていた。そして息子の親友ダヴィードに、エディのケアとコカインの回収を命じることに。
絵を描くことが大好きな13歳のディーディーは、アートキャンプに参加するため、なんとしてもブラッド山の滝を描きたい。しかし、母親・サリは、看護師の仕事で忙しそうなので相談することができない。そこで友達のヘンリーと一緒に学校をサボり、こっそり森へと足を踏み入れることに。だが2人はそこで大量のコカインを発見。さらにそのコカインを食べて凶暴になったクマに襲われてしまう。ディーディーが滝に向かったと知ったサリは、森林警備隊員のリズと野生動物管理官ピーターの助けを借りて子どもたちの捜索を始める。
麻薬王一味、子どもたちと母親、警察、レンジャー、不良少年たち……それまで何の接点もなかった人々のそれぞれの思惑が絡み合い、事態はどんどん複雑に。しかも、相変わらずクマはコカインを大量摂取してハイ&超危険!果たして、最後まで生き残るのは誰だ!?
【作品詳細】
映画『コカイン・ベア』
公開日:2023年9月29日(金)
監督:エリザベス・バンクス
脚本:ジミー・ウォーデン
製作:フィル・ロード、クリストファー・ミラー、エリザベス・バンクス、マックス・ハンデルマン、ブライアン・ダッフィールド、アディチャ・スード
出演:ケリー・ラッセル、オシェア・ジャクソン・Jr、オールデン・エアエンライク、イザイア・ウィットロック・Jr、クリストファー・ヒヴュ、マーゴ・マーティンデイル、レイ・リオッタ
©2022 UNIVERSAL STUDIOS