役者としてはもちろん、アイドル、パリコレモデルとしてジャンルレスに活躍するラウールさん。どの業界でも存在感を放っていますが、こだわりはありますか?
“魅せ方”に関してはとことんこだわっています。体重管理も含めて、どういう出で立ちでいるか、心の持ち様はどうか、というのは日々意識していますし、芸を見せるのであれば、周りの誰よりも練習に時間をかけることを大事にしています。各ジャンルの仕事がごちゃごちゃにならないように、自分の気持ちを文字で記録することも多いです。
ただし、プライベートでのこだわりは0です。(笑)
まさに“プロ魂”ですね。ラウールさんは本当にストイックな方という印象です。
ありがとうございます。自分がストイックとは全く思わないのですが、目指したところがストイックな要素がないと届かない場所なので、必然的に自分に厳しくやらざるを得ないんです。ゴールを決めるのだけは大口を叩くので、いつも後から苦しんでいます。
海外のモデル事務所を受けた時も、20~30社受けて、ことごとく落ちましたし。でもまだ21歳なので失敗し放題というか。今は年齢的にも、色んなことに挑戦する価値が高いのかなと思います。
様々な活動をされていますが、気持ちの切り替えはどうしてるんですか?
基本的に切り替え上手なタイプだなと思ってはいるのですが、文字にしたりすることは多いです。この時はこういう気持ちが大事とか、ごっちゃになってくると、境目がよくわかんなくなってきちゃうんで、大枠で内容に対するテーマを書いたり、必要な準備とかはメモしたりしています。
最後にファッションの質問を。ラウールさんは普段どういった格好をされることが多いですか?
正直に言うと、年々自分のプライベートの服装にこだわりがなくなってきてしまっていて…。仕事中の衣装にはすごくこわだっているのですが、私服スイッチはオフになりつつあります。良くないなと思いながらも、頂き物ばっかり着ています。ファッション乞食です。(笑)
アイドルとして、モデルとしてさまざまな衣装を着ていますが、ラウールさんが考える「ファッションの魅力」は何だと思いますか?
着る人をすごくアイコニックに見せるツールがファッションだなと思います。流行に合わせるのも楽しいし、時代に左右されない自分のキャラクターを見せるのも良い。纏う洋服1枚1枚に、その人のキャラを乗せられるところがファッションの魅力だと思います。
映画『赤羽骨子のボディガード』
公開日:2024年8月2日(金)
監督:石川淳一
脚本:八津弘幸
原作:丹月正光『 赤羽骨子のボディガード』(講談社『週刊少年マガジン』連載)
音楽:やまだ豊
出演:ラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔、詩羽、安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝、かなで、工藤美桜、三浦獠太、髙橋大翔、あの、津田健次郎、皆川猿時、遠藤憲一、土屋太鳳
配給:松竹
<あらすじ>
とある事情から、100億円の懸賞金をかけられた赤羽骨子。大好きな幼馴染の彼女のために、ボディガードとなった威吹荒邦に与えられたミッションは、“彼女にバレることなく守ること”。そしてまさかのクラスメイト全員がボディガードだった!
クラスメイトには司令塔の染島澄彦、空手家の棘屋寧をはじめ、罠師、スナイパー、ハッカー、詐欺師、柔道家、監察官、運転手、鍵師、配信者、スプリンター、技師、ギャンブラー、忍者、変装家、調教師、新体操、潜水士、剣士、医師、拷問師など、個性的なキャラクターが大集結。骨子の父で国家安全保障庁長官の尽宮正人や、骨子を敵視する正人の長女・尽宮正親も加わって大騒動に!果たして威吹は、ミッションを無事にクリアすることはできるのか!?
© 丹月正光/講談社 © 2024 映画「 赤羽骨子のボディガード」製作委員会