展覧会「⻩⼟⽔とその時代 —台湾初の洋⾵彫刻家と20世紀初頭の東京美術学校」が、東京藝術大学大学美術館にて、2024年9月6日(金)から10月20日(日)まで開催される。
黄土水(こう どすい)は、台湾出身者初の東京美術学校留学生として知られる彫刻家だ。1895年に生まれた黄土水は、1915年東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学し、彫刻家の高村光雲に師事。1930年、35歳の若さでこの世を去るも、2023年には代表作《甘露水》が台湾の国宝に指定されることになった。
展覧会「⻩⼟⽔とその時代 —台湾初の洋⾵彫刻家と20世紀初頭の東京美術学校」では、代表作《甘露水》をはじめ、《釈迦如来(釈迦像)》や《帰途》など、黄土水の作品10点を公開予定。加えて、⻩⼟⽔が東京美術学校で学んでいた大正時代から昭和時代初期までを中心とする洋画や彫刻を展示し、黄土水が東京で何を学んだのかに光をあててゆく。
会場では、東京藝術大学のコレクションより、高村光雲やその息子・光太郎、荻原守衛らの彫刻、藤島武二や和田英作、津田青楓などによる洋画を公開。また、陳澄波や顔水龍、李梅樹といった台湾出身の近代洋画家の作品も目にすることができる。
展覧会「⻩⼟⽔とその時代 —台湾初の洋⾵彫刻家と20世紀初頭の東京美術学校」
会期:2024年9月6日(金)〜10月20日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3・4
住所:東京都台東区上野公園12-8
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(9月16日(月・祝)・23日(月・振)、10月14日(月・祝)は開館)、9月17日(火)・24日(火)、10月15日(火)
観覧料:一般 900円(800円)、大学生 450円(350円)、高校生・18歳以下 無料
※( )内は前売料金(7月17日(水)から9月5日(木)まで販売)
※チケットは、公式電子チケット「アソビュー!」、電子チケット「スマチケ」、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットほかにて販売
※障がい者手帳の所持者および介護者1名は無料(入館時に障がい者手帳などを要提示)
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)