2014年8月20日(水)から10月5日(日)までの期間、六本木・IMA galleryにて石川直樹写真展 「MAKALU」が開催される。
©Naoki Ishikawa
ここでは石川直樹が、ネパールとチベットの国境上に位置する世界で5番目に高い山・マカルーへ遠征した際に撮影したという新作を展示する。世界最高峰 「Qomolangma(チョモランマ)」、その隣に位置する世界第4位の高峰「Lhotse(ローツェ)」、そして精霊の山とも称される「Manaslu(マナスル)」。そんな8000メートル以上の山々で撮影した作品を次々と発表してきた石川による、ヒマラヤシリーズの最終章だ。
石川は弱冠23歳で初めてエベレストに登頂し、2011年には10年ぶり2度目となるエベレスト登頂に成功するなど、探検家・写真家として着実にキャリアを重ねてきた。そして、世界屈指の難易度の高い山として知られるマカルー(標高8463m)に中判フィルムカメラを持参し、極限状態での撮影を決行したのが今年の春。
「マカルーの頂上から、エベレストとローツェが双耳峰のように見えた。」(石川直樹・for Everestより抜粋)
彼の言葉が物語るのは、極限の境地を乗り越えた者だけが目に出来る、想像を絶する情景。展覧会では、それを彼の真骨頂ともいえる美しい雪山や氷河の写真、遠征で使用した地図、マカルーの峰を意識した山型のユニークなインスタレーションなどを通して体感できる。
【開催情報】
石川直樹写真展 「MAKALU」
日程:2014年8月20日(水)〜10月5日(日)
会場:IMA gallery / IMA CONCEPT STORE内
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F
時間:11:00-22:00 不定休
TEL:03-5572-7144
関連イベント:
■石川直樹トークショー 9月24日(水) 20:00〜22:00
■石川直樹による選書コーナー@IMA BOOKS
■オリジナルグッズキーホルダー、ポストカード、ぬいぐるみ(イエティ&ヤク)などを発売。
そのほかワークショップなども開催予定。