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展覧会「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」GYREで、技術の進歩が生みだす畏怖に着目

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展覧会「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」が、東京・表参道の「ジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)」にて、2025年2月11日(火)から3月16日(日)まで開催される。

3人の現代アート作家を紹介

牧田愛 《Dynamic Equilibrium #b》 2025年
牧田愛 《Dynamic Equilibrium #b》 2025年

50年後の「来たる世界」を思い描くことは、人間と自然の関係というテーマを再考し、気候変動、種の絶滅、汚染、再生可能エネルギー、人口過剰といった課題を浮かびあがらせうるものだといえる。こうしたななか、科学技術は、「来たる世界」の自然環境に適応しうる人間に変容をもたらす可能性を秘めている。

アンドレア・サモリー 《Chimera 1.1》 2023年
アンドレア・サモリー 《Chimera 1.1》 2023年

一方、AIやバイオテクノロジーなどが日常生活に浸透する現代において、科学技術の劇的な発展は、人間が理捉できる範囲を超えたものとなりつつある。展覧会「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」では、科学技術が人間の捉えうる限界を超えて引き起こす畏怖や不安を「技術的崇高」と呼び、これにまつわる現代アートを紹介する。

井田大介 《Synoptes》 2023年
井田大介 《Synoptes》 2023年

本展では、井田大介、牧田愛、アンドレア・サモリーの3人が出展。井田は、彫刻などを用いて、目には見えない現代社会の構造、人々の意識や欲望を視覚化してきた。油彩を軸に活動する牧田は、機械的なモチーフを用いることで、無機的な要素から有機的なイメージを生みだすことを試みている。さらに、イタリア出身のサモリーは、インターネット以後の情報化された「自然と人間」をテーマに活動。会場では、「技術的崇高」を感じさせる3人の作品を紹介する。

展覧会概要

展覧会「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」
会期:2025年2月11日(火)〜3月16日(日)
会場:ジャイル・ギャラリー
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
開場時間:11:00〜20:00
休館日::2月17日(月)
観覧料:無料

■出展作家
牧田愛、井田大介、アンドレア・サモリー

【問い合わせ先】
TEL:0570-05-6990(ナビダイヤル / 11:00〜18:00)

Photos(3枚)

展覧会「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」GYREで、技術の進歩が生みだす畏怖に着目|写真1 展覧会「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」GYREで、技術の進歩が生みだす畏怖に着目|写真2 展覧会「来たる世界2075 テクノロジーと崇高」GYREで、技術の進歩が生みだす畏怖に着目|写真3

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