東京・上野公園の東京国立博物館では、2015年7月11日(土)から9月23日(水・祝)まで、「クレオパトラとエジプトの王妃展」が開催される。
誰もが一度は感じる、古代エジプトへのロマン。ピラミッドやスフィンクス、ミイラ…様々な魅力が世界中の博物館に点在し、観るのもを古代の魅力へ誘う。
本展はクレオパトラを始めとして、古代エジプトで王であるファラオを支え、時に大きな政治的・宗教的な役割を果たした、王妃や女王たちに焦点を当てる。パリ・ルーヴル美術館、大英博物館、ベルリン・エジプト博物館、ボストン美術館など世界の名だたる美術館・博物館を中心に、約12カ国、40を超える所蔵先から貴重な名品の数々約200点が一堂に会する、大規模な展示内容だ。
展示内容は、写実的に表現された王妃の顔の像や、ミイラの頭部を覆っていたマスク、王宮の窓など。大ピラミッドを建造したクフ王の母ヘテプヘレス、女王として君臨したハトシェプスト、少年王ツタンカーメンの祖母ティイ、アマルナ時代を代表するネフェルトイティ(ネフェルティティ)などにゆかりのある作品だ。こうした至高の宝を展示紹介しつつ、魅力にあふれる女性たちの実像に迫る。
古代エジプトで時にあがめられ、恐れられ、そして人気を集めた女性たち。その実像を知ることで、リーダーの資質、1人の女性としての魅力など、現在にも通じる大切なことも学べるかもしれない。
なお本展は会期終了後、大阪・国立国際美術館を巡回。こちらは2015年10月10日(土)から12月27日(日)までの開催予定だ。
【展覧会概要】
クレオパトラとエジプトの王妃展
期間:2015年7月11日(土)〜9月23日(水・祝)
会場:東京国立博物館 平成館
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30〜17:00
休館日:月曜日(7月20日、8月10日、9月21日は開館、7月21日は休館
※金曜は20:00まで、土曜・日曜・祝日・休日は18:00まで開館。
※入館は閉館の30分前まで。
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
巡回:2015年10月10日(土)〜12月27日(日)まで、大阪・国立国際美術館にて巡回予定
【問い合わせ先】
東京会場(ハローダイヤル)
TEL:03-5777-8600